はじめに
今回の目的は、「門戸厄神駅半径1km圏」および「関西学院大学西宮聖和キャンパス徒歩15分圏」における人口を集計することです。今回は「jSTAT MAPでバッファ領域を作成する」をふまえたマニュアルになっていますので、上記ページを参考にしてバッファ領域の作成を終えてから以下の手順に進んでください。
(1) 統計地図作成を開始
バッファ領域内のデータを集計するには、統計地図作成の中の「統計グラフ作成」を使います(このあたり、どうもしっくりこないのですが・・・)。
「統計地図作成」→「統計グラフ作成」を選択。
(2) 統計グラフ作成の設定開始
以下のウィンドウにおいて、調査名では「国勢調査」を、年は「2015年」を選択。集計単位は、できるだけ細かい空間単位のデータを使いたいので、「5次メッシュ(250mメッシュ)」を選択。
統計表は「その1 人口等基本集計に関する事項」を、指標は「人口総数」を選択。「指標選択」ボタンをクリックすると、下の枠内に選択した統計項目(人口総数)が表示される。それを確認したら、「次へ」をクリック。
(3) 集計単位・集計範囲の設定
今回は「門戸厄神駅半径1km圏」および「聖和キャンパス徒歩15分圏」というエリア内の集計を行いたいので、集計単位は「エリア」を選択。
「既存グループエリア一覧」は「グループ1」を選択。(「jSTAT MAPでバッファ領域を作成する」で作成したエリアグループで、「門戸厄神駅半径1km圏」と「聖和キャンパス徒歩15分圏」の2つが含まれている。)
その下の「按分する/しない」については、「按分する」を選択。
そして、「集計開始」をクリック。しばらくすると処理が終了(バッファ領域内のデータ集計が完了)。
(4) 集計結果の確認
右上に並んでいるアイコンの中の「選択」をクリック。次に、「グラフ選択」をクリック。(「エリア選択」と間違えそうになるが、データの集計結果が入っているのは「グラフ」なので、「グラフ選択」が正解。)
地図上における「門戸厄神駅半径1km圏」や「聖和キャンパス徒歩15分圏」をクリックすると、データ集計結果が表示される。今回の場合、バッファ領域内の集計人口である。
また、ウィンドウ右下にある上向き三角(△)をクリックすると、集計結果が一覧で表示される。