「巨椋池と三川合流域をめぐる(その2)」からの続きです。
高速道路に沿って走ってきたバスは右折し、かつて伏見港があったころは港町として栄え、今も酒蔵が点在する町の中を通って京阪・中書島駅付近のバス停に到着。この界隈も興味深いですが、時間の都合上、京阪電車に乗って1駅先の淀駅に向かいます(写真・画像はクリックすると大きくなります)。
京阪・淀駅に到着。ホームから京都競馬場が見えます。正式2万分1地形図でこのあたりを見ると、新旧の宇治川や水路、池が錯綜していてクラクラします。
京阪の高架下には1928年に建てられた道標がありました。この道標に関する詳細が書かれているページを読んで、現在の淀駅は淀城跡のあたりから移設されたということに初めて気づきました・・・。
住宅地を抜け、京阪の線路をまたぎ、旧京阪国道を歩いて三川合流域を目指します。そして、宇治川に架かる御幸橋(淀川御幸橋)まで来ました。写真を撮ったところは三川合流前なのでまだ宇治川だと思うのですが、なぜ「よどがわ」になっているのでしょうか?
宇治川と木津川に挟まれたところ(淀川御幸橋と木津川御幸橋の間の交差点)に、淀川三川合流域さくらであい館があります。2017年にできたばかりの新しい施設のようです。お、地理学者ホイホイが・・・(地理学者は高いところに上る習性がある)。
さてここからどうやって帰ろうか、と思案していたところ、レンタサイクルがあり、しかもいくつかの場所で乗り捨てが可能だと知り、自転車を借りてJR山崎駅まで行くことにしました。
JR山崎駅までのルート(自転車を借りるとき地図をもらえます)ですが、堤防を通ったり、いったん河川敷に下りて橋の下をくぐったり、と、けっこうややこしいです。天王山大橋を渡った後、桂川の河川敷を通ってJR山崎駅方面へ、というルートだったのですが、河川敷に下りる道がどうしてもわからず、大山崎ジャンクションのあたりで立ち往生しました(^^;)(その様子が上掲の地図のGPSログにも残っています・・・。)
結局河川敷はあきらめて、国道171号線を通ってなんとかJR山崎駅にゴール。余裕を失っていたので、写真はありません(笑)。最後はちょっと焦りましたが、充実した巡検になりました。(おわり)