2021年8月25日(水)に開催された島根県立隠岐高等学校の「隠岐ジオパーク研究中間発表会」にオンライン参加しました。関西学院大学教育学部から参加したのは、私と、今年度の「教育課題探究実習(隠岐)」履修者10名です。
・・・って、今年度の隠岐実習について、まだ何も書いていないのですが、それは近日中にってことで。
発表会の様子等については、隠岐高校のサイトやFacebookにアップされていますので、そちらをご覧いただくとして、以下では関学側の様子について報告します。
後述するように、今回、私たちのプレゼンテーションも予定されていたということもあり、どのようなかたちでオンライン参加するかを考えました。各自が自宅等から、というのも当然考えましたが、リモートでの共同発表というのはけっこう大変です(実際、リハーサルではまごつく場面もみられました)。学生たちの希望も聞き、大学の教室を借りてオンライン参加環境をつくることにしました。
発表会は、隠岐高校の3教室を使って3本の発表が同時に行われます(3教室×5セット=15本の発表)。ということで、こちらも3教室を用意し、以下の写真のように、スクリーンにZoomの画面を映すようにしました。こちらの様子と声は、Meeting Owlを通じて高校側に届けられます。
Zoomを出入りするのではなく、私たちが教室間を移動することによって、担当するチームの発表(あるいは見たい発表)を見ることができます。個人的には、あたかも現地で発表会に参加しているような感覚が(少しだけ)ありました。
さて、今回、私たちも発表するという機会をいただきました。ざっくりいえば、Y先生からの「高校生たちに、研究ってどういうものか、というものを見せて(見せつけて?)ほしい」というご提案に対し、「それ良いですね!」と私が乗ったのでした。いわば無茶振りされた学生たちは最初困惑していましたが、ともあれ、この日に向けて発表の準備を進めてきました。3チームの発表タイトルは以下のとおりです。
- 地域と連携した探究活動についての事例から学ぶ
- 隠岐のPBL アカデミア
- 大学における研究紹介(3人それぞれの研究テーマを紹介)
高校生たちや先生方の反応を見たり直接質問やコメントをいただいたりすることがかなわなかったのは残念ですが、今回の発表を通じて、ある程度の達成感と多くの課題を得たのではないかと思います。貴重な時間を割いて発表の機会を用意してくださったことに対し、心よりお礼申し上げます。
ひとまず、今回はこんなところで。To be continued…