8月24日(日)~29日(金)に、6回目となる隠岐実習を実施しました。これから7回に分けてレポートを掲載していきたいと思います。隠岐実習2025レポートの目次は下記のとおりです。
- 目次とプロローグ(本ページ)
- 1日目(8/24)[9/8公開]
- 2日目(8/25)[9/13公開予定]
- 3日目(8/26)[9/14公開予定]
- 4日目(8/27)[9/15公開予定]
- 5日目(8/28)[9/20公開予定]
- 6日目と振り返り(8/29)[9/21公開予定]
ちなみに、過去の隠岐実習レポートは、2019、2021、2022、2023、2024から読むことができます。
さて、今回の隠岐実習も充実してめっちゃ楽しかったですが、いきなり初日のレポートから入るのではなく、行くまでのことを少し書いておきたいと思いました。・・・もったいぶってるんじゃないですよ。反省も含め、準備はやっぱり大切ということで。
今回もkwic配信、ポスター掲示、SNS上での発信、履修説明会開催などいろいろやって科目の周知に努めましたが、履修者募集にはとにかく苦戦しました。「隠岐実習ももう潮時かな・・・」と思ったのも事実です。6回目にして初めて追加募集を行い、なんとか6名集まってほっとしました。
隠岐実習は、正式には「教育課題探究実習(隠岐地域における課題探究と教育実践)」といいます。今回もいろんな人に勘違いされましたが、これは「ゼミ」ではなく、毎回履修者を募集する科目であり、学生はけっして安くはない参加費を払って履修する実習であることをあらためて強調しておきたいと思います。
ただ、科目的にはけっこう恵まれていて、必要経費は大学の「グローバルチャレンジ推進費」から支出されています(このあたりの詳細は今年度中に刊行予定の報告書を参照)。また、ラーニング・アシスタント(LA)をつけることもでき、今年度は昨年度の実習経験者であるSさんとSさんが事前ミーティングのサポートなどを担当してくれました。このうちSさんは(どっちや)現地実習にも同行しました。
今年度は履修者募集の段階から「教育課題の探究」という科目の原点に立ち返ることをテーマとしました。現地実習を終えた今、それは間違いではなかった確信しています。ただし、「教育課題の探究」とはそもそもどういうことで、何を目指すのかをさらに突き詰める(理論的にも実践的にも)必要があるとも感じています。
5月7日(水)の昼休みに第1回ミーティング(顔合わせ)を実施し、その後8月下旬まで、計16回のミーティングを重ねました。計算してみると、総時間はなんと37時間以上(2,245分)💦けっしてダラダラやっていたわけではなく、例年以上に事前準備がしっかりできているという実感はありました。しかし、これだけやっても出発直前や現地に行ってからバタバタした部分はありましたので、なかなか難しいですね・・・。また、毎度のことながら、全員のスケジュールがまったく合わないのも悩ましいところでした。
ここでインスタアカウントを紹介(私のじゃないです)。
名前は少し(?)風変わりですが、先ほど紹介したSさんとSさんが立ち上げた隠岐実習2025のアカウントです。単なる記録ではなく、履修学生とともに事前ミーティング(S.I.さんについては現地実習も)に参加して感じたことや、LAという立場でかかわることの難しさなども率直に記されています。ぜひご覧いただければと思います。
しかし、大学の一教員としては、ミーティング時間の多さは反省しないといけないですね。というのも、2,245分というのは、1科目に必要とされる授業時間1,350分を大幅に超えてしまっているからです😓もちろん、各学生は毎回参加できたわけではなく、実参加時間数はもう少し少ないはずですが。科目のコンセプト的にどうしても時間がかかってしまうのはやむを得ないのですが、事前学習・事前準備の進め方は見直さないといけないと思います(と毎回反省している気がします)。
そんなこんなで8月に入ってからの追い込み準備を経て、実習初日を迎えました。今回の実習は初日からフルスロットルだったのですが、その様子は次回レポートにて(9/8公開予定)。