隠岐実習2025~1日目(8/24)~

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8月24日(日)、ついに隠岐実習2025の初日です!集合時刻の11時に全員集まりひと安心。遅刻する不届き者がいたのも遠い昔の話です(今ごろ蒸し返すか)。

大阪大学人文地理学教室のみなさんも同日程で隠岐での地域調査(目的や行き先はぜんぜん違う)ということで、搭乗エリアでなぜか横一列で向かい合って挨拶。

フライトはとても順調で、13時10分ごろに隠岐世界ジオパーク空港に到着。今回の隠岐実習参加者はこちらの7名(履修者6名+LA1名)!

(写真はクリックすると大きく表示されます)

隠岐も暑い!

これまで初日は散歩したり隠岐自然館を見学したりとゆっくりめのスタートでしたが、今回はいきなりヤマ場が来ます。ということで、休憩もそこそこに、ホテルのロビーで仕上げの作業と最終打ち合わせです。

何やら細々としたものがたくさん

ホテルを出発し、16時ごろに有木小学校に到着。そう、この日は有木地区の夏祭り。昨年に引き続き、今年も出店させていただけるということで、まずは校長先生や教頭先生、PTAの方々にお礼のご挨拶。その後さっそく出店準備です。

お店の準備完了!
今回の景品たち

今回は魚釣りクイズとうちわづくりの2本立てです。魚釣りと書いてしまいましたが、実際には獲物は2種類あり、魚類を釣ると雑学クイズ、地域(11道府県)を釣るとご当地クイズに答えることになっています。クイズに答えられたら景品がもらえます。魚釣りの獲物や道具、景品はすべて学生たちが手作りしました(波江も某県の制作を担当)。

どこでしょう?

そして、希望する子にはうちわ(白無地か黒無地のどちらか1つ)を渡し、ペンや色鉛筆、ステッカーなどで自由にデコレーションできるようにしました。景品にはプラ板で作ったアクセサリー(ひも付き)もあり、うちわに取り付けることもできます。

17時から体育館でオープニング。今年も子どもたちが銭太鼓を披露してくれました。

上手!

いよいよ夏祭りスタート。さっそく多くの子どもたちや親子が続々と来てくれます。学生たちは休むヒマがないぐらいでした(といいつつ、うまく調整して他のお店に出向き、夏祭りを満喫していました)。

受付でルールの説明
釣った獲物に対応するクイズに答えます
何度も来てくれる子は魚釣りがどんどん上達
うちわは黒が人気
自分たちも夏祭りを満喫
終盤でも大盛況!

今回の出店内容は、子どもたちだけでなく先生方や地域の方々にも大好評でした。隠岐実習の一環として夏祭りでお店を出すねらい・目的は十分達成されたのではないでしょうか。反省点としては、用意したクイズが子どもたちにはちょっと難しすぎましたね・・・(たとえば、Q:島根県の面積は北海道の何分の1? 選択肢:①10分の1、②12分の1、③15分の1)

ところで、夏祭りが始まってすぐ、私は山陰中央新報社の方から声をかけられ取材を受けました。また、学生の1人もインタビューを受けたようです。記事にしていただけるとのことで楽しみにしていたところ(ホテルでは毎日新聞を確認していました)、9月1日の紙面に記事が掲載されました。山陰中央新報デジタルでも読むことができます(「隠岐諸島で養う教育観 関学大生7人が現場実習」、要会員登録)。素敵な記事にしていただき、ありがとうございました。

大学に新聞をお届けいただきました

気がつけば19時近く、もうすぐ夏祭りも終わり・・・と思いきや、今年は最後に手持ち花火をするということで、子どもたちはグラウンドへ。PTAの方から注意事項が伝えられた後、1本ずつ花火が手渡されました。ご厚意で大学生も花火をいただけることに。薄暗くなり始めたグラウンドに花火の光と歓声が広がり、今年の夏祭りはフィナーレを迎えました。

夏の夜と花火のコントラスト
大学生も楽しそう

実習初日のレポートはここまで。2日目(8/25)に続きます(9/13公開予定)。