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2025年度ゼミ選択について(波江ゼミ)

波江ゼミに興味がある人は「波江ゼミ」のページをお読みください。ゼミ紹介冊子(2025年度教育学研究演習選択案内)には書かれていないことも記載しています。

ゼミ説明会のご案内

今年度、私は動画配信と対面説明会を併用します。動画は9月2日(月)から視聴可能です。動画配信の詳細についてはkwicにてご確認ください。波江ゼミの対面説明会の日時は以下のとおりです。

  • 日時:2024年9月27日(金)12:50~13:00(10分間)
  • 場所:613教室(予定)

動画と同じ話をしても面白くないので、対面説明会(の前半)では動画とは違う話をしようかなと思っています。短い時間ですが、お気軽にご参加ください(冷やかしもOK)。

面談・質問対応について

ゼミ選択のミスマッチをできるだけ避けるために、波江ゼミに興味がある学生とはできるだけ事前(9月2日~選択申込書提出前)に面談を行いたいと考えています。波江ゼミを選択肢の1つと考えている人はぜひ面談をお申し込みください。「面接」ではありませんので、学生からの質問にお答えしながら気軽にお話ができればと思います。

9月2日以降、面談希望を受け付けます。波江ゼミのページに掲載されている予定表を参考にして、面談希望日時を第3希望までお知らせください。秋学期開始までは比較的余裕があり、希望にお応えしやすいと思います。面談は対面とZoomのどちらでも対応しますが、Zoomの場合はカメラオンを条件とします。面談時間は15分程度です。個人面談が基本ですが、3人までであればグループ面談にも対応します。

オフィスアワー(火曜5限)以外でも面談に対応します。対応可能な時間帯は、平日9:00~19:00を原則とします。

質問はメール等でお気軽にどうぞ。簡単な質問でしたらすぐにお返事します。

ゼミ見学について

4年ゼミ(第3期)、3年ゼミ(第4期)とも見学が可能です。4年ゼミは火曜2限に515教室で、3年ゼミは火曜3限に627教室でゼミをやっています。教室変更や休講のときもありますので、事前にお問い合わせいただけると助かります。

(10/4追記)10/8(火)は隠岐ジオパーク研究研究発表会および関連イベントを開催するため、4年ゼミ(2限)・3年ゼミ(3限)とも休みです。

なお、10月は小学校実習や幼稚園実習があり、3年ゼミ生の多くは不在となります。3年ゼミの様子を知りたいなら、初回(9/24)か第2回(10/1)にお越しください。

波江ゼミの選考方法について

「学びのシート」と面接をもとに選考します。「学びのシート」の記入方法や提出期限等についてはゼミ選択冊子やkwicを参照してください。

波江ゼミを選択した学生を対象に、第1次選考期間中に面接を実施します。面接の詳細については、第1次選考期間の初日に情報を掲示しますので、すぐに確認し対応するようにしてください。ここでいう「面接」とは選考を目的に行うものであり、波江からいくつか質問しそれに答えていただくという形式で実施します。上記の「面談」とは異なります。

なお、事前(9月~ゼミ選択申込前)に面談を行った学生に対しては、第1次選考期間中の面接は原則として実施しません。つまり、第1次選考期間中の面接対象者は「事前に面談を行わなかった学生」となります。ただし、希望があれば事前面談を行った学生に対しても面接を実施します。

第1次選考の結果、定員に達した場合は第2次募集は行われません。第2次募集の有無は第1次選考の結果発表時にご確認ください。

波江の連絡先

メールアドレスはゼミ紹介冊子に記載されています。また、関学SlackでDMを送っていただいてもかまいません(私は学生からのDMを受け付ける設定にしています)。確実にやりとりができる手段でご連絡ください。

隠岐実習2024 DAY2(8/25)

隠岐実習2024 DAY1からの続きです。(以下の写真はクリックすると大きく表示されます)

この日は朝からシーカヤックの予定(ユネスコ世界ジオパークに認定されている隠岐を体感するためのアクティビティ)。しかし、朝目覚めると雨音に加えて雷も・・・。雨はともかく雷はまずい・・・。久しぶりに雨男っぷりを発揮してしまったかと絶望的な気持ちになりましたが、離島ではなるようにしかならんということで、とりあえずホテルを出発。

すると、なんということでしょう。都万に近づくにつれて空がどんどん明るくなっていきます。そして、海洋スポーツセンターに到着したときには雨はすっかり上がり、風もそれほど強くない。確認したところ、途中で雨が降るかもしれないが予定どおり実施できるとのこと。今年の学生も「何かもってる」のか?

今回は洞窟カヤックということで、着替えを済ませてから小津久(おづく)海岸まで移動。洞窟カヤックは3年ぶりです。今回も隠岐ジオパークツアーデスクのSさん・Iさんにガイドしていただきます。

発着地点の小津久海岸。このころにはこの青空!

2人1組でカヤックに乗り込み、少し練習してから洞窟を目指して漕ぎ出していきます。コツがつかめず悪戦苦闘するペアもいましたが、30分ほどで洞窟に到着。圧巻の景色を見ながら、しばし島の成り立ちに思いを馳せます。

洞窟を進みさらに奥へ
暗礁に乗り上げないように(物理的に)慎重に漕いでいきます

結果的には雨に降られることもなく、2時間弱の洞窟カヤックは無事終了! 海洋スポーツセンターに戻り、シャワーや着替えなどを済ませてから、近くのレストラン凪さんで昼食。

13時半に海洋スポーツセンターを出発し、次は五箇地区へ。事前ミーティングでは隠岐温泉GOKAに行くという話も出ていましたが、この日のメインイベントが控えていることなどを考慮し、水若酢神社の訪問だけにして、早めに西郷地区に戻ることにしました。

隠岐で最も由緒ある神社のひとつ

さて、ここまで特に言及しませんでしたが、この日は日曜日です。昨年と同様、役場も学校も休みの日曜日に何をするかは懸案事項であり、どうすれば有意義な実習になるか、事前ミーティングで議論を重ねました。結論を先に示すと・・・

夏祭りに出店!

有木小学校で開催された夏祭りに参加させていただきました!

経緯を簡単に説明します。今回の参加メンバーは小学校教員を目指している学生が多く、隠岐実習では小学生とかかわりたいという希望がありました。しかしながら、今年度はどの小学校も2学期開始は9月からということで、隠岐実習2022のときのような小学校訪問は実現しそうになく、別の手がかりがないか模索しました。

有木小学校のY校長先生に相談したところ、8月最後の日曜日にPTAが主催する夏祭りがあり、それに参加するのはどうかというご提案をいただきました。さっそく学生に伝えると前向きな反応があり、PTAもOKということで、出店が決定! 隠岐実習5回目にして初めて、というか、有木小の夏祭りに参加すること自体が初めてです。

ちなみに、Y先生とは最初の隠岐実習(隠岐実習2019)のときに出会い(当時は島根県教育庁隠岐教育事務所におられました)、環境教育副読本制作でも大変お世話になりました。隠岐実習は人の縁によって成り立っているとつくづく思います。

話を戻すと、DAY1の夜にようやく準備が終わり、お店で使用する物品一式を持って16時ごろに有木小に到着。Y先生やW教頭先生、PTA会長さんらに挨拶した後、お店の準備です。

出店準備

今回の目的は、夏祭りへの参加を通じて隠岐の子どもたちと交流しお互いのことを知ることです。それを軸に出店内容を考え、千本引き(紐くじ)を行うことにしました。紐の先には関西や隠岐に関するクイズが書かれた紙があり、クイズに正解すると景品がもらえるというものです。景品(3種類)も自分たちで自作しました。

17時から夏祭り開始。まずはオープニングということで、体育館にてY先生のご挨拶があり、「スペシャルゲスト」として私たちのことをご紹介いただきました。その後、ステージにて子どもたちによる銭太鼓のパフォーマンスがありました。そしていよいよお店のスタートです。(以下、写真掲載の承諾はいただいており、写真にはぼかし処理を施しています)

さっそく来てくれた子どもたち

最初はお互い様子見という感じでしたが、積極的に呼び込みに行くと子どもたちが来てくれるように。クイズを通じて子どもたちとの距離が近づき、子どもたちも大学生も楽しそうです。

子どもと目線を合わせて(奥は有木小の先生方のブース)
クイズが難しいときはどんどんヒントを出します
シフトを組んでお店を担当

自分たちのお店だけでなく、先生方のお店の一部(射的)の手伝いもさせていただきました。また、空き時間には他のお店をめぐり、思い思いに夏祭りを楽しみました。

射的のお手伝い
最後までこの盛り上がり(中には何度も来てくれた子も)
地域総出で開催されているお祭りでした

19時に夏祭り終了。全員で撤収作業を行い、19時20分過ぎに有木小をあとにしました。何もかもが初めてでどうなることかと思いましたが、休日にしかできないとても有意義な学びや経験になったと思います。このような機会を与えてくださった有木小関係者の皆様に厚くお礼申し上げます。ありがとうございました!

DAY3に続きます。

隠岐実習2024 DAY1(8/24)

今年も隠岐実習を実施しました! 今回は、3週にわたって週末にレポートを公開していきたいと思います。まずは第1弾、初日のレポート!(以下の写真はクリックすると大きく表示されます)

8月24日(土)13:25ごろ、ほぼ定刻どおりに隠岐世界ジオパーク空港に到着。今回は過去最多となる11名の学生が参加!(うち1名はラーニング・アシスタントとして2年連続参加)

今年も横綱牛さんが迎えてくれました
空港を背景に記念撮影

ホテルに荷物を置いた後、恒例化しつつあるルートを散策しながら西郷港方面へ。昨年も大変暑かったですが、今年もなかなかの暑さ・・・。

分かる人には分かるトンネル

15時ごろから隠岐自然館の見学。展示内容は毎年ほとんど変わらないですが、五箇中学校の「総合的な学習の時間」の成果物である動画や隠岐高校と連携した展示も見られました。

隠岐実習ではやたらと記念撮影をします(させられます)
八百杉と3年生トリオ!
中学生や高校生と連携した展示も

隠岐自然館をあとにし、その目の前にある喫茶ゆらぎで少し(?)休んだ後、西町にある京見屋分店さんへ。隠岐実習2023ではイベント開催にご協力いただくなど、毎年お世話になっております。居心地の良い空間で、ついつい長居をしてしまいました。

お土産を買ったり撮影会をしたり(?)
いつまでも終わらない戦い(そして某准教授の失態により終わりは突然に・・・)

初日の夕食は西郷港近くの某店にて。食も隠岐実習の学び(&楽しみ)の1つなり。

ウェルネスで大量の買い出しをしてから、15分ほど歩いてホテルに戻り、初日のミーティングを実施。ミーティングというよりも作業ですね。さて、何の作業なんでしょうか? 答えはDAY2のレポートで明らかに!

隠岐実習といえば「初日の夜から本気出す」

初日だし、これぐらいで。DAY2に続きます(9/1公開予定)。

家島にて地域調査・ゼミ合宿を実施しました(3年波江ゼミ)

2024年8月8日(木)・9日(金)の2日間、家島において3年ゼミ生が地域調査・ゼミ合宿を実施しました。

家島諸島は瀬戸内海にある離島であり、現在は兵庫県姫路市の一部となっています。今回の調査対象(合宿地)となった家島はいわゆる「本島」にあたります。本土側の姫路港と行き来する船は1日16往復も運航されています(2024年8月現在)。

フィールドが家島に決まってから、春学期のゼミの大半を費やして地域調査や合宿の準備を進めてきました。1日目は3チーム(実質的には4チーム:インフラチーム、教育チーム、地域チーム[内的]、地域チーム[外的])に分かれての調査、2日目はレク活動という計画を立て、調査内容の検討、調査先へのアポ取りや調査依頼書の送付、宿やレク施設の手配などに取り組みました。

初日の朝、17名(学生16名+波江)が姫路港に集合しました。10時発の高福ライナーに乗り、30分弱で家島の真浦港に到着。宿の方に荷物を預けたりレンタサイクルを借りたりしてから、各チームの活動開始です。なお、それぞれの調査内容等については今年度中に刊行予定の報告書で詳しく述べることとし、本レポートでは写真のみ掲載します。

家島小学校での調査(教育チーム)
地域おこし協力隊のお二人に対する調査@家島事務所(地域チーム[内的])
インフラチームは打ち合わせ中?(FW中の写真が撮れませんでした)
いえしまコンシェルジュのNさんに対する調査@ふれあいプラザ(地域チーム[外的])
家島中学校での調査を終えてI教頭先生とともに(教育チーム)

17時に真浦港のふれあいプラザに再集合し、宿の送迎車で移動(3往復していただきました)。今回はアイランドハウスいえしま荘にお世話になりました。18時半ごろから夕食。部屋からのオーシャンビューがすばらしく、お料理は豪勢で美味しかったです。

夕食会場から撮影した景色

すっかり暗くなった外に出て、しばし花火大会。部屋に戻ってからもおしゃべりなどが続き、夜が更けていきました。

花火(宿の許可を得ています)

2日目も朝から快晴で、1日目と同様にかなり暑くなりそうです。この日はレク中心で、家島B&G海洋センター(以下、海洋センターと表記)に行くグループと島内散策グループに分かれての活動です(波江は海洋センターに同行したので島内散策グループの写真はありません)。

海洋センターでは体育館を利用し、さっそくドッジボールが始まりました。しかし、館内はかなり気温が高く、30分もしないうちに全員バテ気味に。ロビーで涼んだりボール遊びをしたりしているうちにお弁当が届き、少し早めの昼食に。

白熱の戦い・・・?

午後は海岸にある艇庫へ移動し、一通りレクチャーを受けてからシーカヤックやSUPを楽しみました。

(撮影後、波江も少しだけシーカヤックをしました)

1時間ほどで切り上げ、着替えなどを済ませてから海洋センターを出発。もともとの計画では海水浴場にも行く予定でしたが、かなり疲れているということでこのまま帰ることに。15時45分発の高福ライナーに乗り、島を離れました。姫路港からバスに乗り、姫路駅に着いたのは17時過ぎ。着いた直後にゲリラ豪雨に見舞われましたが、2日間の地域調査・ゼミ合宿をなんとか無事終えることができました。

この2日間、現地では多くの方々に大変お世話になりました。学生たちにとっては慣れない調査で至らぬ点もあったかと思いますが、2日間を通して多くの学びや経験を得たのではないかと思います。ほんとうにありがとうございました!今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

アイランドハウスいえしま荘の前で記念撮影

『ごみをださない隠岐の島町を目指して』が発行されました

隠岐の島町役場環境課や中西直也先生(隠岐の島町立磯小学校長)などの方々と協力しながら作成を進めてきた小学生向けの環境教育副読本『ごみをださない隠岐の島町を目指して』が発行されました。隠岐の島町公式サイトからダウンロードすることができます!

隠岐の島町環境教育副読本について

作成の経緯を語ると長くなるので、少しだけ。隠岐の島町のごみ排出量とリサイクル率はいずれも県内ワーストの状況であり、ここ数年来、隠岐の島町廃棄物減量等推進審議会などの場で課題解決に向けた具体的検討を続けてきました。その中で意見として出てきたのが環境教育の重要性です。予算の確保、コンセプトの検討、ラフ案作成、社会科部会の先生方によるチェック、デザイン発注、何度にもわたる内容・データの修正を経て、ようやく発行にこぎつけることができました。

今回の副読本はPDFでの公開・配布となります。町内の小学校では全児童に1台ずつタブレット端末が行き渡っており、タブレットにダウンロードして副読本を活用してくれることが期待されます。また、この副読本は島後清掃センターや島後リサイクルセンターの見学の際にも活用する予定となっています。

隠岐の島町にちなんだかわいいキャラクターが登場し、隠岐の島町のごみ問題についてわかりやすく解説し、また考えさせる内容になっています。ぜひご一読ください!