隠岐ジオパーク研究発表会開催のご案内(2021年10月12日)

教育課題探究実習(隠岐)」の一環として、下記の通り「隠岐ジオパーク研究発表会」を開催します。当日は、島根県立隠岐高等学校の生徒が約1年間かけて取り組んだ「ジオパーク研究」の研究成果を発表し、ディスカッションも行います。関西学院大学の学内者はどなたでも自由にご参加いただけます(学外者はご相談ください)。多数のご参加をお待ちしています。

日時

2021年10月12日(火)9時00分~12時40分

実施形態

オンライン(Zoom)
※Zoomの情報は①kwicのお知らせ、②西宮聖和キャンパス1号館・2号館に掲示されているポスターで確認できます。または波江までお問い合わせください。

プログラム(当日の進行により多少前後する可能性があります)
  • 1チーム目の発表「学べる、稼げるオキノウサギ―オキノウサギを学び隠岐の経済をまわそう―」(9:15~9:35)
  • 2チーム目の発表「ヤマネをより多くの人に知ってもらうには」(9:40~10:00)
  • 3チーム目の発表「廃校利用プロジェクト」(10:05~10:25)
  • 4チーム目の発表「ガンガゼについて」(10:40~11:00)
  • 5チーム目の発表「隠岐の岩石の魅力」(11:05~11:25)
  • 全体講評(11:40~11:50)
  • 関西学院大学教育学部紹介(11:50~12:35)
参考

隠岐ジオパーク研究中間発表会(オンライン)に参加しました(2021年8月25日)

2021年8月25日(水)に開催された島根県立隠岐高等学校の「隠岐ジオパーク研究中間発表会」にオンライン参加しました。関西学院大学教育学部から参加したのは、私と、今年度の「教育課題探究実習(隠岐)」履修者10名です。

・・・って、今年度の隠岐実習について、まだ何も書いていないのですが、それは近日中にってことで。

発表会の様子等については、隠岐高校のサイトFacebookにアップされていますので、そちらをご覧いただくとして、以下では関学側の様子について報告します。

後述するように、今回、私たちのプレゼンテーションも予定されていたということもあり、どのようなかたちでオンライン参加するかを考えました。各自が自宅等から、というのも当然考えましたが、リモートでの共同発表というのはけっこう大変です(実際、リハーサルではまごつく場面もみられました)。学生たちの希望も聞き、大学の教室を借りてオンライン参加環境をつくることにしました。

発表会は、隠岐高校の3教室を使って3本の発表が同時に行われます(3教室×5セット=15本の発表)。ということで、こちらも3教室を用意し、以下の写真のように、スクリーンにZoomの画面を映すようにしました。こちらの様子と声は、Meeting Owlを通じて高校側に届けられます。

(クリックすると大きく表示されます)

Zoomを出入りするのではなく、私たちが教室間を移動することによって、担当するチームの発表(あるいは見たい発表)を見ることができます。個人的には、あたかも現地で発表会に参加しているような感覚が(少しだけ)ありました。

さて、今回、私たちも発表するという機会をいただきました。ざっくりいえば、Y先生からの「高校生たちに、研究ってどういうものか、というものを見せて(見せつけて?)ほしい」というご提案に対し、「それ良いですね!」と私が乗ったのでした。いわば無茶振りされた学生たちは最初困惑していましたが、ともあれ、この日に向けて発表の準備を進めてきました。3チームの発表タイトルは以下のとおりです。

  • 地域と連携した探究活動についての事例から学ぶ
  • 隠岐のPBL アカデミア
  • 大学における研究紹介(3人それぞれの研究テーマを紹介)

高校生たちや先生方の反応を見たり直接質問やコメントをいただいたりすることがかなわなかったのは残念ですが、今回の発表を通じて、ある程度の達成感と多くの課題を得たのではないかと思います。貴重な時間を割いて発表の機会を用意してくださったことに対し、心よりお礼申し上げます。

ひとまず、今回はこんなところで。To be continued…

動画「フィールドに出よう!隠岐での課題探究と教育実践」が公開!

関西学院大学のYouTubeチャンネル、および、関西学院大学教育学部の広報発行物ページにおいて、「フィールドに出よう!隠岐での課題探究と教育実践」という動画が公開されました。2019年度の実習に参加した学生3名とともに「教育課題探究実習(隠岐)」を紹介する内容になっています。ぜひご笑覧ください!

「教育課題探究実習(隠岐)」履修ガイダンス開催!(5/13&18)

2021年度「教育課題探究実習(隠岐)」の履修ガイダンスを下記のとおり実施します!

  • 日時:2021年5月13日(木)&18日(火)12:45頃~(20分程度)
  • 場所:西宮聖和キャンパス リプラ1Fメインステージ&Zoom(同時配信)
  • 内容:実習の概要やスケジュール、履修申込方法など
  • 資料:履修ガイダンス配付資料(学内者限定)
  • 備考:Zoomの情報は教学Web配信のお知らせを参照してください。Zoom参加は関西学院大学教育学部関係者限定とさせていただきます。

2019年度は8名の学生とともに実習を実施しました(参考:隠岐実習2019)。2020年度は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で不開講となり、今年度も予断を許さない状況ではありますが、ひとまずスタートを切ってみたいと思います。もちろん2年前と同じようにはできません。感染防止対策に最大限留意しながら、今の状況下で実施可能なことを考えていきたいと思っています。

ひやかしでもかまいませんので、お気軽にご参加ください!

隠岐ジオパーク研究オンライン発表会開催(2020年10月13日)

2020年10月13日(火)の朝9時から、隠岐ジオパーク研究オンライン発表会が開催されました(主催:島根県立隠岐高等学校)。昨年度に引き続き、関西学院大学公式サイトに記事を掲載していただきました。

牛突き大会の継承や絶景スポットのアピール方法など離島の課題解決策を探る:教育学部で島根・隠岐高校の隠岐ジオパーク研究オンライン発表会(関西学院大学ニュース)

昨年度は、「教育課題探究実習」の一環として隠岐ジオパーク研究の中間報告に対してコメントや助言を送り、8月に隠岐高校で行われた中間発表会に参加して高校生たちとディスカッションを行いました(隠岐実習3日目)。そして、昨年10月15日には関西学院大学西宮聖和キャンパスにて「隠岐ジオパーク研究成果発表会」を開催しました。

今年度も同様の取り組みを行う予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、隠岐高校と関学の双方の行き来が困難になってしまいました。そのような状況でも、昨年度から始まった隠岐高校と関学教育学部とのつながりを継続すべく、オンラインというかたちで発表会を開催することになりました。ホストである高校側の準備やご負担は相当なものであったと拝察します。先生方や職員の皆様のご尽力に対し、あらためて深く感謝申し上げます。

発表会当日は、7チーム23名が関学に向けて発表しました(残りのチームは大阪大学または立命館大学)。新型コロナの影響で例年のような調査ができなかった班も多かったかと思いますが、そうしたことを感じさせないくらい、どの班も力のこもった発表を行ってくれました。各班の発表タイトルは以下のとおりです。

  • C班「塩蔵わかめの加工体験」
  • F班「都万のお散歩マップ」
  • J班「牛突きを守る~八朔牛突き大会が受け継がれていく伝え方・守り方を考える~」
  • M班「壇鏡の滝に来てもらうために」
  • O班「前の洲の知名度UPについて」
  • P班「~隠岐の島の宝~トビウオ料理」
  • S班「美味しまね認証」

生徒たちの発表終了後、波江から各班へのコメントと全体講評を行いました。また、Y先生からもご講評をいただきました。続いて、再び波江から関学全体と教育学部の紹介を行い、また、昨年度の「教育課題探究実習」に参加したIさんに協力してもらい、大学生のキャンパスライフについて話をしてもらいました。

参加者の少なさは課題として残りましたが、お互いに刺激を与え合う有意義な発表会になったと思います。3時間半という長丁場でしたが、一参加者として非常に充実した時間を過ごすことができました(波江は、スクリーンショットを撮ったり発表の合間に講評用のパワポを作ったり、けっこうワタワタしていました笑)。今回の発表会に参加したみなさま、ほんとうにおつかれさまでした&ありがとうございました!

以下、今回のポスターや写真を何枚か示します(画像をクリックすると大きく表示されます)。

学内宣伝用ポスター。
Microsoft Teamsを使って発表会が行われました。
波江の全体講評を聞いてくれています(隠岐高校提供)。
最後に、画面越しに記念撮影!