隠岐実習2023もいよいよ最終日。・・・といっても、自由行動にしたので書くことがあまりありません😅 学生たちは、隠岐国分寺や玉若酢命神社に行ったり、カフェやパン屋をめぐったり、それぞれ楽しんでいたようです。私は仕事とか・・・。
12時40分にホテルに集合し、ホテルの車で空港まで送っていただきました。今回も大変お世話になりました! 8月限定のボーイング737-800機の最終日ということもあってか(8月以外はエンブラエル170機が飛んでいます)、空港内はかなりの混雑。トラブルがあり約45分遅れとなりましたが、14時45分ごろ、いよいよ離陸です。
15時半ごろ、伊丹空港に到着。時間の都合上、手荷物受け取りのターンテーブルの横で手短に事務連絡だけして、さっと解散。そのため今回、最後の集合写真はありません💦 ともあれ、6日間にわたる隠岐実習、おつかれさまでした!
さてここからは、隠岐実習2023について簡単に振り返ります。今回はいきなりDAY1レポートから始めてしまったので、まずは事前ミーティングについて。
4月に履修者を募集した結果、7名が申し込んでくれました(うち1名は、やむを得ない事情により途中辞退)。また、2022年度の実習に参加したNさんが、今回はラーニング・アシスタント(LA)としてメンバーに加わってくれました。LAの現地実習同行が実現したのは今回が初めてです。
5月1日(月)の6限😅(18:45~)に第1回ミーティングを実施しましたが、全員参加はかなわず。今回は例年以上にメンバーのスケジュールが合わず、ミーティングには大変苦慮しました。記憶が正しければ、事前ミーティングで全員が揃ったことは一度もなかったと思います。このことは準備の進捗に直接影響するため、改善すべき大きな課題と受け止めています。
次に現地実習について。内容に関する考察や課題については報告書に書くとして、ここでは良かった点や印象的だったことをいくつか書き残しておこうと思います。
今回も新たなチャレンジがあり、隠岐実習が少し進歩した点はとても良かったと感じています。特にDAY2に開催したイベントはやってみて良かったのではないでしょうか。今回たまたまという面もありましたが、これまでの蓄積や縁、そして地域(西町商店街・西郷港周辺)側にも新しい動きを受け入れようという雰囲気があって実現したという気もしています。
隠岐実習のスケジューリングは毎回パズルのような作業なのですが、今回は結果的にそれがうまくはまったようで、とても良い流れで実習が進行しました。まず隠岐について知り、座学で学び、実践・交流し、それがまた新たな学びや疑問につながり、多角的に理解やかかわりを深め・・・という好循環が生まれていました。学生たちが急速に隠岐地域に対する理解度を高め、それに伴ってどんどん動きが良くなっていく様子を見るのは楽しかったです。
また、今回の実習はこれまでになく多くの人たちとかかわりました。これまでも授業実践や発表会への参加、ヒアリング調査などを通して子どもたちから大人の方々までかかわる機会がありましたが、DAY4の隠岐高生との交流や、DAY5の大人の島留学生との座談会は、よりインタラクティブで刺激的な時間だったように感じています。
あと、今回は睡眠をちゃんと確保できました(笑)。大きく体調を崩した参加者がいなかったことは何よりでした。
さて、あらためて原点に立ち返ると、この「教育課題探究実習(隠岐)」はハンズオン・ラーニング科目と位置づけられています。そのコンセプトは、「キャンパスを出て、社会に学ぶ」。十分すぎるぐらいキャンパスから飛び出て社会に学んでいるという自負はありますが、「飛び出した先に何があるのか?」 最近はそんなことを考えています。
現地実習は無事終了しましたが、隠岐実習2023はこれで終わりではありません。10月には「隠岐ジオパーク研究発表会」がありますし(近日中に告知します)、報告書作成もとても大事です(強調)。ですが、6回に分けて書いてきた「隠岐実習2023」レポートはいったんここで一区切りとしたいと思います。ここまでお読みいただき、ありがとうございましたm(_ _)m
最後になりましたが、今回お世話になりました多くの皆様方に対し、ここに記して心よりお礼申し上げます。今後とも引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。ほんとうにありがとうございました!