2024年8月8日(木)・9日(金)の2日間、家島において3年ゼミ生が地域調査・ゼミ合宿を実施しました。
家島諸島は瀬戸内海にある離島であり、現在は兵庫県姫路市の一部となっています。今回の調査対象(合宿地)となった家島はいわゆる「本島」にあたります。本土側の姫路港と行き来する船は1日16往復も運航されています(2024年8月現在)。
フィールドが家島に決まってから、春学期のゼミの大半を費やして地域調査や合宿の準備を進めてきました。1日目は3チーム(実質的には4チーム:インフラチーム、教育チーム、地域チーム[内的]、地域チーム[外的])に分かれての調査、2日目はレク活動という計画を立て、調査内容の検討、調査先へのアポ取りや調査依頼書の送付、宿やレク施設の手配などに取り組みました。
初日の朝、17名(学生16名+波江)が姫路港に集合しました。10時発の高福ライナーに乗り、30分弱で家島の真浦港に到着。宿の方に荷物を預けたりレンタサイクルを借りたりしてから、各チームの活動開始です。なお、それぞれの調査内容等については今年度中に刊行予定の報告書で詳しく述べることとし、本レポートでは写真のみ掲載します。
17時に真浦港のふれあいプラザに再集合し、宿の送迎車で移動(3往復していただきました)。今回はアイランドハウスいえしま荘にお世話になりました。18時半ごろから夕食。部屋からのオーシャンビューがすばらしく、お料理は豪勢で美味しかったです。
すっかり暗くなった外に出て、しばし花火大会。部屋に戻ってからもおしゃべりなどが続き、夜が更けていきました。
2日目も朝から快晴で、1日目と同様にかなり暑くなりそうです。この日はレク中心で、家島B&G海洋センター(以下、海洋センターと表記)に行くグループと島内散策グループに分かれての活動です(波江は海洋センターに同行したので島内散策グループの写真はありません)。
海洋センターでは体育館を利用し、さっそくドッジボールが始まりました。しかし、館内はかなり気温が高く、30分もしないうちに全員バテ気味に。ロビーで涼んだりボール遊びをしたりしているうちにお弁当が届き、少し早めの昼食に。
午後は海岸にある艇庫へ移動し、一通りレクチャーを受けてからシーカヤックやSUPを楽しみました。
1時間ほどで切り上げ、着替えなどを済ませてから海洋センターを出発。もともとの計画では海水浴場にも行く予定でしたが、かなり疲れているということでこのまま帰ることに。15時45分発の高福ライナーに乗り、島を離れました。姫路港からバスに乗り、姫路駅に着いたのは17時過ぎ。着いた直後にゲリラ豪雨に見舞われましたが、2日間の地域調査・ゼミ合宿をなんとか無事終えることができました。
この2日間、現地では多くの方々に大変お世話になりました。学生たちにとっては慣れない調査で至らぬ点もあったかと思いますが、2日間を通して多くの学びや経験を得たのではないかと思います。ほんとうにありがとうございました!今後ともどうぞよろしくお願いいたします。