2024年度「教育課題探究実習(隠岐)」報告書を作成しました

ご報告が遅くなりましたが、2024年度「教育課題探究実習(隠岐)」の報告書を作成しました(奥付には2025年2月15日発行と記載)。毎回なんとか報告書を作成し、今回で5冊目となりました。

送付用と学生用に23冊作成

今年度の隠岐実習の様子はこちらからどうぞ。

実習でお世話になった方々には、順次郵送または手渡しをさせていただきました。私たちの隠岐実習に対するご理解・ご協力に対し、あらためて心より感謝申し上げますm(_ _)m

ここには、表紙・はしがき・目次のみのPDFを掲載します。個人情報等の保護の観点から、ならびに、学生のレポートという性質上、本文については公開する予定はありません。もし内容に関心があるという方がいらっしゃいましたら、まずは波江までご相談ください。

『2024年度「教育課題探究実習(隠岐)報告書』(表紙・はしがき・目次のみ)

第3期波江ゼミ卒業研究発表会を開催しました(2025年1月21日)

2025年1月21日(火)の12時45分から15時15分まで、西宮聖和キャンパス2号館の206教室(グループスタディルーム)にて第3期波江ゼミ卒業研究発表会を開催しました。

昨年度と同じく、今回もポスターセッション形式で実施しました。各自用意したポスターの横に立って10分間で発表し、その後質疑応答を行う(このセットを繰り返す)という方式です。今年度は14名が卒業論文を提出しましたが、1名は海外遠征中のため(1月7日にZoomで口頭試問を実施済み)、この日は13名が発表に臨みました。

ポスターセッションの様子

今回は、今津屋直子先生、岩坂二規先生、堅田智子先生、濱元伸彦先生、藤井恭子先生、藤木大三先生、峯岸由治先生、渡邉伸樹先生(姓50音順)に副査を担当していただきました。お忙しい中ご参加いただき、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

副査の先生と質疑応答

3年ゼミ生(第4期)のほか、今年はたまたま通りかかるなどして興味を持ってくれた学生も6~7名ほど参加し、熱心に発表を聞いてくれました。こうした発表会は広く開かれ、気軽に参加できる場にしたいと常々考えているので、とてもうれしかったです。

15時過ぎから、卒業研究の振り返りを行いました。3年ゼミ生も引き続き参加し、さまざまな経験や多々ある(?)反省点を共有したり、先輩から後輩に向けてアドバイスを送ったりする機会にもなりました。

振り返り(4年ゼミ生)

まだ卒業式が残っていますが、今回の発表会をもって第3期波江ゼミとしての活動はひとまず一区切りです。春からの?(秋からの??)卒論作成と発表、おつかれさまでした! 発表会に参加してくださったみなさんにも感謝しています。また、いつも波江ゼミや波江個人の活動をあたたかく見守ってくださり、今回も発表会運営にご協力くださったリプラスタッフのみなさんにも厚くお礼申し上げます。ありがとうございました!

発表題目

  • 小学生を対象としたレジリエンス育成の授業実践とその効果―兵庫県西宮市のA小学校を事例として―
  • 指定管理者による都市公園の魅力向上事業と子どもへの影響について―長居公園を例に―
  • 「食」による観光まちづくりの展開―大阪府泉州地域を事例として―
  • 教育の多様性を考える~箕面市の教育現場における外国人児童生徒支援の実態と課題~
  • 上下分離方式による鉄道の活性化と今後―近江鉄道を例に―
  • 大阪市の「児童いきいき放課後事業」に関する考察―子どもたちの居場所としての役割と意義―
  • 体力の増加とゴールデンエイジにおけるスポーツの体験は関係するのか~ゴールデンエイジ・プロジェクトを通して~
  • 地方自治体におけるバイオマス資源を用いた循環型社会形成に向けた取り組みについて~岡山県真庭市を事例として~
  • まちづくりにおける施設の役割について―六甲アイランドを事例に―
  • 人口減少が進む地域と地域鉄道―加西市の北条鉄道を例に―
  • 歴史授業において「思考力」の向上を目指す授業開発―ポートフォリオの活用と主体的な「問い」の追求を通じて深める学び―
  • 歴史学習における生徒の興味を引き出す授業開発~高等学校「歴史総合」の学習指導案の作成~
  • 北摂ニュータウンの人口回復策
  • ふるさと愛を育むために~丹波篠山市からみるふるさと教育~
第3期波江ゼミ生!
第3期&第4期!
魚みたいな人がいる・・・

第3期波江ゼミ卒業研究発表会のご案内

2025年1月21日(火)に第3期波江ゼミ卒業研究発表会を開催します。昨年度に引き続き、今回もポスターセッション形式で実施します。詳細については下記のとおりです。どなたでも参加可能です。お気軽にお越しください。

日時:2025年1月21日(火)12:45~15:15終了予定

場所:西宮聖和キャンパス2号館2階 206教室

発表題目
  • 小学生を対象としたレジリエンス育成の授業実践とその効果―兵庫県西宮市のA小学校を事例として―
  • 指定管理者による都市公園の魅力向上事業と子どもへの影響について―長居公園を例に―
  • 「食」による観光まちづくりの展開―大阪府泉州地域を事例として―
  • 教育の多様性を考える~箕面市の教育現場における外国人児童生徒支援の実態と課題~
  • 上下分離方式による鉄道の活性化と今後―近江鉄道を例に―
  • 大阪市の「児童いきいき放課後事業」に関する考察―子どもたちの居場所としての役割と意義―
  • 体力の増加とゴールデンエイジにおけるスポーツの体験は関係するのか~ゴールデンエイジ・プロジェクトを通して~
  • 地方自治体におけるバイオマス資源を用いた循環型社会形成に向けた取り組みについて~岡山県真庭市を事例として~
  • まちづくりにおける施設の役割について―六甲アイランドを事例に―
  • 人口減少が進む地域と地域鉄道―加西市の北条鉄道を例に―
  • 歴史授業において「思考力」の向上を目指す授業開発―ポートフォリオの活用と主体的な「問い」の追求を通じて深める学び―
  • 歴史学習における生徒の興味を引き出す授業開発~高等学校「歴史総合」の学習指導案の作成~
  • 北摂ニュータウンの人口回復策
  • ふるさと愛を育むために~丹波篠山市からみるふるさと教育~

隠岐ジオパーク研究発表会開催のご案内(2024年10月8日)

10月8日(火)9時から、関西学院大学西宮聖和キャンパスにおいて隠岐ジオパーク研究発表会を開催します。当日は島根県立隠岐高等学校の生徒たちが来学し、隠岐ジオパーク研究(地域課題解決型探究学習)の研究成果を発表します。どなたでも自由にご参加いただけます(途中参加・途中退出可能)。多くの方々のご参加をお待ちしています。

日時

2024年10月8日(火)9:00~12:00

場所

関西学院大学西宮聖和キャンパス 2号館1階 リプラ・メインステージ

プログラム(発表題目等は変更の可能性があります)
  • (9:00~9:10) 開会の挨拶、趣旨説明
  • (9:10~9:30) 1チーム目の発表「地元ホテルと創る島内外の溶け合う共感体験:高校生が挑戦する縁の空間づくり」
  • (9:30~9:50) 2チーム目の発表「I&N隠岐:背景とともに楽しむ周遊商品で自然資本を管理する新しい仕組みづくり」
  • (9:50~9:55) 休憩
  • (9:55~10:15) 3チーム目の発表「ローソクんを助ける」
  • (10:15~10:35) 「塩の開発」
  • (10:35~10:55) 休憩・交流
  • (10:55~11:15) 5チーム目の発表「デジタル×ゲーム性×みんなで創るこれからの分布図」
  • (11:15~11:45) 大学生との発表振り返り、ディスカッション
  • (11:45~12:00) 全体講評、閉会の挨拶
本発表会について
  • 教育学部開講科目「教育課題探究実習(隠岐)」の一環として開催するものです。西宮聖和キャンパスでの対面開催は、2019年度2022年度2023年度に続いて4回目です。
  • 隠岐ジオパーク研究は、隠岐高校の「総合的な探究の時間」において行われている地域課題解決型探究学習です。今年度の「教育課題探究実習(隠岐)」の現地実習では、8月26日に隠岐高校を訪問し、隠岐ジオパーク研究に取り組む高校生たちと交流しました(隠岐実習2024 DAY3(8/26))。
備考

発表会終了後、聖和キャンパスツアー、大学での学びや大学生活を紹介するセッション(634教室で実施)、上ケ原キャンパスツアーも予定しています。

2024年度隠岐ジオパーク研究発表会ポスター

隠岐実習2024 DAY6(8/29)&振り返り

隠岐実習2024レポート最終回は、最終日(8/29)の報告と簡単な振り返りを書きます。

最終日の朝は雨。風もかなり強く、帰りの飛行機が欠航にならないか不安がよぎりましたが、JALのサイト上では特に変化なし。ホテルの方も「条件付き運航にもなっていないので、飛ばないことはないでしょう」と心強いお言葉。予定どおり帰れるであろうと判断し、学生たちに連絡しました。

最終日は自由行動。10時少し前にロビーに下りると、ほとんどの学生はすでに出かけたようでした。私はしばしJALの運航情報や気象情報をチェックしてからホテルを出発。西町を目指してのんびり歩き・・・

風待ちofficeでコーヒータイム

京見屋分店さんの2階、風待ちofficeをひとり占め。ずっとここにいたい気分でしたが、お昼が近づき、店主のTさんご夫妻にお礼をしてお店を出ることに。木村屋さんでパンを買い、お土産を買おうと港に行ったところで一部の学生と合流。強風に飛ばされそうになりながら、学生たちとともにホテルに戻りました。

13時20分になり、6日間お世話になったホテルを出発。今回も私たちのことを温かく見守ってくださり、安心して過ごすことができました。ありがとうございました!

空港に着くと、昨年度まで都万中学校の校長であったW先生が待っていてくださいました。短い時間でしたがお話しできてよかったです(また11月によろしくお願いします)。また、タイミングが悪く直接お会いすることはできませんでしたが、DAY2でお世話になった有木小学校のY校長先生も見送りに来てくださいました。ほんとうに感謝、感謝ですm(_ _)m

昨年度の反省を生かし、搭乗待合室で最後の記念撮影。

Yさん with 隠岐実習メンバーズ(ではない)

機材到着遅れで予定時刻よりも出発が遅れましたが、14時38分に隠岐世界ジオパーク空港を離陸。約45分ほどで伊丹空港に到着し、解散。隠岐実習2024は無事終了しました。

離陸直後、隠岐空港と西郷岬灯台が見えます

ここからは今回の隠岐実習を簡単に振り返ります。

まずは事前学習・ミーティングから。隠岐実習ではもはや定例化した😅「6限」(18:45~)にミーティングを実施することが多かったですが、例年よりも参加率は高かったように思います。都万中チームや夏祭りチームなどのチーム分けも早い時期に決まり、多くのメンバーが集まったときのミーティングは活発でした。また、今年度はラーニング・アシスタント(LA)を3名採用することができ(全員昨年度の実習参加者)、ミーティングや事前準備において大きな助けとなりました。

しかし、7月以降はお互いのスケジュールが合わず、対面でのミーティングをほとんど実施できずに現地実習に突入することになりました。グループLINEを通じて随時やりとりし、Zoomミーティングも実施しましたが、どうしても教員からの一方向的な情報伝達になりがちで、実習の準備が進んでいるという実感を持てなかったというのが正直なところです。実際には、チームごとに話し合いや作業が進んでいたのですが(ただし時間不足・準備不足は否めなかった)、それが全体で共有できておらず、実習の全体計画をなかなか見通せなかったことは大きな課題だったと思います。

また、「探究する態勢ができ、実際に探究できていたか」は厳しめに評価する必要があると考えています。隠岐実習の正式な科目名は「教育課題探究実習(隠岐地域における課題探究と教育実践)」であり、その名のとおり「探究」をとても重視しています。探究する態勢ができていないと十分な探究はできない。このことは、隠岐高校の「ジオパーク研究/探究」への継続的なかかわりを通じて強く感じるようになってきています。探究する態勢をつくるには、これまでと同じやり方ではまったく時間が足りません。事前学習のあり方・進め方を根本的に見直す必要がありそうです。また、勢いに任せて言ってしまえば、学部の教育も変わっていかないといけないのだろうと思います(自己批判を込めて)。

次に、現地実習について。一言でいえば、安定感があり、天候のことを除けば不安を感じる場面は少なかったです。過去最多の人数、そして台風という不安要素があったにもかかわらず、スムーズに実習を実施できたのは、過去4回の実習との継続性を生かすことができたからだと思います。また、今回も人とのつながりを強く感じました。新たなつながりをつくることもできました。多くの方々の協力があってこそ、この隠岐実習は成立し、ここまで続けることができています。隠岐実習が持続可能な教育プログラムであるために、継続性と人とのつながりは大事にしていきたいと思います。

一方で、今回は新たなチャレンジという点では物足りなかったかなと思っています。4月の履修ガイダンスの中で、隠岐実習の意義・魅力のひとつとして「自分たちの実習は自分たちでつくる」ということを挙げました。振り返ってみて、それができていたかどうか。有木小学校での夏祭りは初めてのチャレンジでしたが、自分たちで道を切り開いたという感じではなかったと思います。安定性・継続性を優先し、新たなチャレンジ(「無茶」ともいう)に踏み出しきれなかったという面はあったかもしれません。もっとも、今回参加した学生の多くにとっては、隠岐実習そのものがチャレンジだったともいえます。実習はあくまでも学生が主体であり、意欲ある学生がチャレンジできるプログラムであり続けられるよう、今後も隠岐実習をブラッシュアップしていきたいと思います。

最後に、実習後のことについて。今年も隠岐高校のみなさんを西宮聖和キャンパスにお迎えし、「隠岐ジオパーク研究発表会」および関連イベントを開催します(10月8日に開催予定)。近日中に開催告知やポスター掲示を行いますので、隠岐や高校生の探究学習などに関心のある学生はぜひご参加ください!

・・・あとは報告書作成ですね。隠岐実習はむしろこれからが大事なのです。頑張って作成していきましょう・・・!>隠岐実習メンバー

末筆となりましたが、今回の実習も実に多くの方々のご理解・ご協力のもと、無事に終えることができました。あらためて心より感謝申し上げます。また、隠岐実習メンバー(もちろんLAも含む!)の頑張りのおかげで今回もステキでサイコーな実習になりました。ありがとうございました!

これにて隠岐実習2024レポートは完結! ここまでお読みいただき、ありがとうございましたm(_ _)m