隠岐実習2022 (7) ~第6日目(9/2)~

いよいよ「隠岐実習2022」レポート、最終回です。

といっても、実習最終日は自由行動としたため、書くことがあまりありません(^^;) 私はといえば、隠岐の島町役場にのぎのびハウスの鍵を返却しにいったり、環境課と打ち合わせをしたり(ごみ関係)、お土産を選んだりして過ごしました。

13時にホテルに集合し、ホテルのマイクロバスで空港まで送っていただきました。今回、ホテルの皆様には、私たちを温かく見守ってくださり、何かとお気遣いいただきました。心より感謝申し上げます。

少し早めに空港に着いた理由は、空港周辺を散策したかったからです。空港周辺は公園として整備されており、とても気持ちのよい場所です。岬の先のほうに歩いていくと、大正時代につくられ今も現役の西郷岬灯台があります(今回は時間の都合で行けませんでしたが)。また、滑走路のすぐ近くまで広がっている放牧地には牛が何頭もおり、私たちの心をわしづかみ。一方、牛たちはひたすら草を食み続けていました。

空港ターミナルに戻ってからは慌ただしく出発前の諸手続き。あっという間に搭乗時刻となり、定刻よりやや遅れて15時過ぎに隠岐世界ジオパーク空港を離陸しました。気がつけば(寝てました)、大阪上空。伊丹空港に到着し、今後のことについて少し打ち合わせをした後、解散。5泊6日の現地実習を無事終えることができました。

これまでのレポートの中でそれぞれの日の総括を書いてきましたので、ここに書くことはあまりないのですが、少しだけ全体を振り返っておきたいと思います。まず言えるのは、とにかく学生たちが頑張ったということ。オーバーワークになってしまったという側面もあり、そのことについては私のマネジメントがまずく反省しきりですが、全員の頑張りによっていくつもの山を越えることができたと思います。「あっぱれ!」の一言です。

隠岐実習2022 (1) 」で書いたように、今回の実習はこれまでとは一味違うものになる予感がありました。また、「これまでの実習内容にとらわれず、自分たちのやりたいことにチャレンジしてほしい」という思いもありました。しかし考えてみれば、今回のメンバー全員、隠岐(実習)は初めてであり、そもそも実習参加自体が大きなチャレンジでした。「一味違う」とか「これまでの実習にとらわれない」というのは私にとっての話であって、私自身が新たなチャレンジをするかどうかが問われていたともいえます。その答え合わせ(検証)についてはまたじっくり行いたいと思いますが、隠岐実習としては少しは進化できたのではないかと考えています。

毎回報告書で書いているような気がしますが、実習をやって終わり、参加して終わりではなく、継続性・持続性がとても大事だと思っています。実習に参加した学生に対しては(今回のメンバーだけでなく2019・2021メンバーに対しても)、実習経験を今後の自身の学びや活動、キャリアに活かしてほしいですし、また、隠岐と何らかの形で関わり続けてほしいと思います。担当教員である私の課題は、この隠岐実習で蒔いたタネをいかに育てていくか、です。大言壮語はやめておきますが、隠岐実習をきっかけとして、いつの日か(などと言わずできるだけ早い時期に)、新たなプロジェクトやコラボを生み出していきたいと考えています。

最後になりましたが、実習全体を通して、隠岐で出会った皆様、関西学院大学の教職員の皆様、ラーニング・アシスタント(LA)を担当してくれた3人など、多くの方々に大変お世話になりました。また、今回のメンバーにはいろいろと助けてもらい、楽しい時間を過ごすことができました。ここに記して、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました! そして、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

隠岐実習2022」レポートはこれにて完! お読みいただき、ありがとうございました。

おつかれさまでした!