第4期波江ゼミ卒業研究発表会開催のご案内(2026年1月13日)

2026年1月13日(火)に第4期波江ゼミ卒業研究発表会を開催します。今回もポスターセッション形式で実施します。詳細については下記のとおりです。どなたでも参加可能です。お気軽にお越しください。

日時:2026年1月13日(火)12:40~15:30終了予定

場所:西宮聖和キャンパス2号館1階 リプラ・メインステージ

発表題目
  • 学童保育における「自由」と「規律」の在り方~「第二の家」としての機能と子どもの主体的な規範形成に着目して~
  • ニュータウン再生における公共空間の「居場所化」と住民の意識変容―洛西ニュータウン「RAKUSAI Pub.Lab.」の事例分析―
  • 公民連携によるエリア価値向上が空き家問題へ与える影響―大阪府大東市morinekiプロジェクトを事例として―
  • 地域ブランド化における構成要素と成功要因に関する研究―個別地域ブランド事例の比較分析―
  • 大阪・空堀商店街における歴史・生活・観光の共存構造と地域再生の可能性
  • 教育現場における生成AIの適切な活用のためにすべきこと
  • 小学校における体験教育は子どもや地域にどのような影響を与えているのか―姫路市立伊勢小学校を例に―
  • 郊外都市におけるまちづくり―愛知県長久手市を例に―
  • 物理的環境と地域愛着の関係性
  • 観光分野を起点としたシティプロモーションの実態と改善策―山口県岩国市を事例として―
  • 国語科での自己表現が児童の自己肯定感に与える影響と教員の役割~大阪府公立小学校 教員へのインタビューを通して~
  • 中学生の地理学習に対する意識調査と学習意欲を向上させる授業の工夫―岡山県岡山市A中学校を事例として―
  • 学校・学習塾・自治体の三者連携の在り方に関する考察―大阪市における自治体学習支援事業を事例として―
  • 進路選択における情報格差是正のための高校魅力化―島根県飯石郡飯南町・雲南市の事例をもとに―
  • 地方都市における、伝統行事を通じた関係人口増加策―山形県新庄市新庄まつりを例に―
  • 広島県呉市における定住志向の向上は学校との連携により実現することが可能か―シビック・プライド形成に寄与する可能性について―
  • 聖地巡礼が地域にもたらす関係性―「ラブライブ!サンシャイン!!」と「18TRIP」の事例分析から―
  • 都市部におけるキャリア教育を意識した高等学校「総合的な探究の時間」のカリキュラム―大阪市内の私立高等学校「探究コース」設置校の実践と大阪府教育庁における府立高校改革から―

隠岐ジオパーク研究発表会開催のご案内(2025年10月7日)

10月7日(火)9時から、関西学院大学西宮聖和キャンパスにおいて隠岐ジオパーク研究発表会を開催します。当日は島根県立隠岐高等学校の生徒たちが来学し、隠岐ジオパーク研究(地域課題解決型探究学習)の研究成果を発表します。どなたでも自由にご参加いただけます(途中参加・途中退出可能)。多くの方々のご参加をお待ちしています。

日時

2025年10月7日(火)9:00~12:00

場所

関西学院大学西宮聖和キャンパス 2号館1階 リプラ・メインステージ

プログラム
  • (9:00~9:10) 開会の挨拶、趣旨説明
  • (9:10~9:30) 1チーム目の発表「みんなで守ろう在来種 未来へ繋ぐ知識のバトン」
  • (9:30~9:50) 2チーム目の発表「隠岐の島に広げよう ゼロ・ウェイストの輪」
  • (9:50~9:55) 休憩
  • (9:55~10:15) 3チーム目の発表「隠岐の歴史に関する地域おこし」
  • (10:15~10:35) 4チーム目の発表「隠岐の魅力を発信して観光客を増やす」
  • (10:35~10:55) 休憩・交流
  • (10:55~11:15) 5チーム目の発表「木(気)になる隠岐~隠岐の木の魅力を伝えよう~」
  • (11:15~11:45) 大学生との発表振り返り、ディスカッション
  • (11:45~12:00) 全体講評、閉会の挨拶
本発表会について
  • 教育学部開講科目「教育課題探究実習(隠岐)」の一環として開催するものです。西宮聖和キャンパスでの対面開催は、2019年度、2022~2024年度に続いて5回目です。
  • 隠岐ジオパーク研究は、隠岐高校の「総合的な探究の時間」において行われている地域課題解決型探究学習です。今年度の「教育課題探究実習(隠岐)」の現地実習では、8月25日に隠岐高校を訪問し、隠岐ジオパーク研究に取り組む高校生たちと交流しました(隠岐実習2025~2日目(8/25)~)。
備考

発表会終了後、聖和キャンパスツアーや、大学での学びや大学生活を紹介するセッション(206教室で実施)も予定しています。

2026年度ゼミ選択について(波江ゼミ)

波江ゼミに興味がある人は「波江ゼミ」のページをお読みください。ゼミ紹介冊子(2026年度教育学研究演習選択案内)には書かれていないことも記載しています。

ゼミ説明動画および対面説明会

ゼミ説明動画は9月1日(月)から視聴可能です。動画配信の詳細についてはkwicにてご確認ください。波江ゼミについては対面説明会もあります。実施日時は以下のとおりです。

  • 日時:2025年9月25日(木)12:50~13:00(10分間)
  • 場所:613教室(予定)

対面説明会では基本的に動画と同じ内容を話します(多少アドリブが出るかも)。説明終了後、時間が許す範囲内で質問等にもお応えします。短い時間ですが、お気軽にご参加ください(冷やかしもOK)。

面談・質問対応について

ゼミ選択のミスマッチをできるだけ避けるために、波江ゼミに興味がある学生とはできるだけ事前(9月1日~選択申込書提出前)に面談を行いたいと考えています。波江ゼミを選択肢の1つと考えている人はぜひ面談をお申し込みください。「面接」ではありませんので、カジュアルな雰囲気で話をしたいと思っています。

9月1日以降、面談希望を受け付けます。面談希望日時を第3希望までお知らせください(連絡先は下記参照)。秋学期開始までは比較的余裕があり、希望にお応えしやすいと思います。面談は対面とZoomのどちらでも対応しますが、Zoomの場合はカメラオンを条件とします。面談時間は15分間を目安とします。個人面談が基本ですが、3人までであればグループ面談にも対応します。

オフィスアワー(火曜5限)以外でも面談に対応します。対応可能な時間帯は、平日9:00~19:00を原則とします。

質問はメール等でお気軽にどうぞ。簡単な質問でしたらすぐにお返事します。

ゼミ見学について

4年ゼミ(第4期)、3年ゼミ(第5期)とも見学が可能です。4年ゼミは火曜2限に515教室で、3年ゼミは火曜3限に627教室でゼミをやっています。教室変更や休講のときもありますので、事前にお問い合わせいただけると助かります。

(9/29現在の情報)秋学期初回は9/30(火)です。この日は4年ゼミ・3年ゼミとも206教室(リプラ2Fグループスタディルーム)で実施します。4年ゼミは卒業研究進捗報告会、3年ゼミは地域調査成果報告会を行う予定です(入退室自由、来聴歓迎)。また、10/7(火)は隠岐ジオパーク研究研究発表会および関連イベントを開催するため、515教室・627教室でのゼミ活動はありません。

なお、10月は小学校実習があり、3年ゼミ生の半数は不在となります。3年ゼミの様子を知りたいなら、初回(9/30)の見学をおすすめします。

波江ゼミの選考方法について

「学びのシート」と面接をもとに選考します。「学びのシート」の記入方法や提出期限等についてはゼミ紹介冊子やkwicを参照してください。

波江ゼミを選択した学生を対象に、第1次選考期間中(11/7~13)に面接を実施します。面接の詳細については、第1次選考期間の初日に情報を掲示しますので、すぐに確認し対応するようにしてください。ここでいう「面接」とは選考を目的に行うものであり、波江からいくつか質問しそれに答えていただくという形式で実施します。上記の「面談」とは異なります。

なお、事前(9月~ゼミ選択申込前)に面談を行った学生に対しては、第1次選考期間中の面接は原則として実施しません。つまり、第1次選考期間中の面接対象者は「事前に面談を行わなかった学生」となります。ただし、希望があれば事前面談を行った学生に対しても面接を実施します。

第1次選考の結果、定員に達した場合は第2次募集は行われません。第2次募集の有無は第1次選考の結果発表時にご確認ください。

波江の連絡先

メールアドレスはゼミ紹介冊子に記載されています。また、関学SlackでDMを送っていただいてもかまいません(私は学生からのDMを受け付ける設定にしています)。確実にやりとりができる手段でご連絡ください。

隠岐実習2025~6日目(8/29)&振り返り~

(隠岐実習2025シリーズの目次はこちら

隠岐実習2025もいよいよ最終日。これまでと同様、最終日は自由行動としたので、学生たちの写真はまったくありません(笑)。あまり遠出はせず、パン屋&カフェめぐりをしたりお土産を買ったりしていたようです。

私はというと、ある事情により隠岐高校と都万中学校に行く必要が生じ、タクシーでぐるっと回ってきました(しかも、それぞれの滞在時間は1分程度💦)。そんなこんなでバタバタしているうちに集合時刻が来てしまいました。

私の昼食(オススメのパン屋さんです!)

13時になり、そろそろ空港へ行く時間です。ホテルを出発する前に、最後の集合写真を撮影。今回も大変お世話になり、ありがとうございました!

良い笑顔!

14時過ぎ、定刻どおり(少し早め?)に私たちを乗せたJAL機は隠岐世界ジオパーク空港を離陸。45分ほどの順調なフライトで伊丹空港に到着。スーツケースを受け取ってから諸連絡を行い、15時過ぎに解散となりました。

離陸直後(今回は西向きに離陸でした)

ここからは、隠岐実習2025の振り返りです。といっても、昨年の振り返りはちょっと重すぎた気がするので、軽い感じでいきましょう。

まず、これまでの6回の隠岐実習を通しておそらく初めてと思われる快挙のご報告。毎日、全員朝食に来た!・・・・・・私ひとりで食べたときもあったことを思い返すと感慨もひとしおです(大げさ)。

今回はうれしいサプライズも何度かありました。新聞の取材を受けたのもそうですし、夏祭りの会場で都万小学校前校長のH先生などから声をかけていただいたり、スーパーで買物をしている最中、肩をたたかれ振り向くとなべさんがいたり、夕食のお店で知り合いの方とばったり会い、全員分の飲み物をありがたくいただいてしまったり、ホテルに向かって真っ暗な道を歩いているとき突然声をかけられ、「誰だ?!」と思ったら昨年までずっと隠岐実習のコーディネートをしてくれたFさんだったり・・・・・・。人のつながりを感じる場面が例年以上に多かった気がします。

昨年度末の人事異動により、これまでお世話になってきた方々の多くが島外に転出されたり他部署に移られたりしました。そのため今回は新たな出会いも多かったと思います。「カンセイガクインダイガクの隠岐実習???」と戸惑われた方もいたかと思いますが、あたたかく受け入れてくださり、多大なご協力をいただきました。ほんとうにありがたいことだと思います。

さて、5日目のレポートで、「座談会」の中で語られた言葉が今も心に残っていると書きました。学生たちが率直に語ったことについて、アンサーとまではいきませんが、私が感じたことを少しだけ書いておこうと思います。

隠岐実習全体を振り返る中で、ある学生は「手応えがなかった」「苦しかった」と語り、それに呼応してなのか、他の学生たちも口々に「苦しかった」と発言しました。正直に告白すると、それを聞いて私は内心動揺しました。もちろん、学生たちは実習に対する不満を表明したわけではありません。実習のさまざまな活動を通じて感じていた個人的感情が率直に吐露されたのだと理解しています。

なぜ私は動揺してしまったのか。それは、大学教員としての私がいつの間にか、「隠岐実習への参加を通じて学生は大いに学び、充実感・達成感を得る」と思い込んで(思い上がって)しまっていたからだと考えます。まったく恥ずかしい話で、反省しなければなりません。気づかせてくれた学生たちに感謝です。

また、その後も考え続ける中で、「苦しかった」という感覚は、実はこの隠岐実習、正式にいえば「教育課題探究実習(隠岐)」が目指すべきところではないか、と思い至るようになりました。今回発せられた「苦しい」という言葉にはいくつかのニュアンスが含まれていたかと思いますが、「探究したからこそ苦しい」という面もあったのではないかと考えます。

とはいえ、「教育課題探究実習が目指す境地は「苦しい」である」などと言ってしまうと参加する学生が誰もいなくなってしまうので、実習プログラムの満足度との兼ね合いは難しいところですが・・・・・・。

こんなとりとめもない思考の背景には、私と学生たちとの間に、「探究」に対するイメージや考え方のギャップがあると感じたことがあります(2日目のレポートも参照)。今回の実習で私自身が得た気づきや学びをもとに、「探究」とは何なのか、「探究」の意義はどこにあるのかをさらに深く考察し、今後の隠岐実習に生かしていきたいと思います。

最後になりましたが、今回も実に多くの方々にご協力・ご支援いただき、隠岐実習を無事終えることができました。あらためて心より感謝申し上げます。報告書が完成しましたら、また送付させていただきます。今後も何かとお世話になると思いますが、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

最後の最後に、隠岐実習2025のメンバーにもThanks! ・・・・・・いえ、ちゃんと伝えないといけないですね。5月の顔合わせから長い長い時間をかけて一緒に隠岐実習をつくり上げることができ、とてもうれしく思っています。ほんとうにありがとうございました!(でも、これで終わりではないので、もう少し頑張りましょう。引き続き、よろしくお願いします🙇‍♂️)

隠岐実習2025~5日目(8/28)~

(隠岐実習2025シリーズの目次はこちら

この日はゆっくり始動。9時半にホテルを出発し、向かった先は・・・。

隠岐の島町役場!(写真はクリックすると大きく表示されます)

スケジュールの都合上、今回は実習後半となりましたが、隠岐の島町の教育や地域課題等について聞き取り調査を実施しました。調査には、隠岐の島町教育委員会からKさん・Nさん・Oさん、役場地域振興課からSさん・Kさん、商工観光課からFさんにご参加いただきました。10時からスタート。まずSさんによる隠岐の島町の概要説明があり、その後質疑応答が行われました。

聞き取り調査の様子

基本的には学生主体で進行していきましたが、私(波江)も2点ほど質問する機会がありました。詳細は書きませんが、どちらも今聞きたかったことです。それに対する回答は、腑に落ちるものではなかったというのが率直なところです(回答者の立場を考えれば精一杯の回答だったとは思いますが)。今後の隠岐の島町の教育や地域はどのようになっていくのでしょうか。

12時少し過ぎに調査終了。会議室を出たところで●さんらと少し雑談してから(ここでは上記の「回答」とはまた違う話が聞けました)、役場を出て徒歩10分ほどのところにあるお店へ。時間に余裕があったので、ゆっくり昼食(うどん)や食後のデザートを楽しみました。

この日の午後の予定はずっと決まらず(無理に決めようともしなかった)、実習直前になって「3大杉を見に行こう」ということになりました。島後(隠岐の島町)の3大杉とは、八百杉(やおすぎ)、乳房杉(ちちすぎ)、かぶら杉のこと。最近はこれにマド杉も加えて「島後の4大杉」ともいうようです。いずれも隠岐ユネスコ世界ジオパークの自然や歴史を感じることができるジオサイトです。

14時にジャンボタクシーに乗って役場を出発し、まずは八百杉がある玉若酢命神社へ。写真では迫力がまったく伝わりませんが、樹齢約2000年とされる八百杉は圧巻の一言。

八百杉!
玉若酢命神社

次は、島を縦貫する県道316号線沿いにあるかぶら杉へ。

樹齢約600年のかぶら杉。バス停もあります。

タクシーの車内で水木しげるについて話していたら、運転手さんにアマビエの像があることを教えていただき、そこで止まってもらうことにしました。水木しげるロードといえば境港が有名ですが、海を越えて隠岐・島後まで続いているのですよね。

アマビエのブロンズ像と中村川

中村地区から布施地区に入り、山道を上っていくこと30分弱、ようやく乳房杉のある場所に到着。私自身、第1回の隠岐実習以来6年ぶりの対面です。

樹齢約800年の乳房杉!
神秘的な場所

もう1か所ぐらい行けそうということで、最後は施地区にある浄土ヶ浦へ。

浄土ヶ浦

ここから西郷地区に戻り、16時半過ぎに京見屋分店に到着。毎年お世話になっております。Tさんご夫妻にご挨拶し、しばし店内めぐり。そして、この日最後、というより、実質的に今回の隠岐実習最後の企画を行うため2階の風待ちofficeへ。

その企画とは、「座談会」。事前ミーティングのかなり早い段階で「現地実習の最後に振り返る時間をつくりたい(できれば地域の方々と話しながら)」という話が持ち上がり、実施すること自体は早々と決まっていました。特にここ2年ほどの隠岐実習は活動をめいっぱい行い充実していた一方で、実習中(あるいは実習直後)にきちんと振り返りをしてこなかったという反省もあり、今回このような時間をつくりました。

17時ごろから開始。「座談会」といっても、参加者は私たちだけです。前半(というか予定時間の大半)は都万中学校での授業実践に関する振り返りが行われました。

風待ちofficeでの座談会(振り返り)
話が弾みます

終了予定時刻が近づいてきたところで、隠岐実習全体の振り返りへと移り、一人ずつ順番に率直な思いを語りました。この日から3週間あまりが経ちましたが、このときの場の雰囲気はこれまでの隠岐実習では経験したことがないもので、各々から語られた言葉はさまざまなニュアンスで私に響き、今も心に残っています。凡庸な文章はこれぐらいにして、ここでは一人ひとりの表情を写真で伝えることにしましょう。

Tさん
Uさん
Yさん
Kさん
Iさん
Hさん

もっと時間があれば・・・・・・と思いましたが、でも、あれぐらいの時間(1時間40分ほど)がちょうどよかったのかもしれませんね。ほんとうに良い時間でした。

実習最後の夜は打ち上げ! ということで、例のお店へ(でも、今回のレシートはそれほど長くなかったです)。そして、ホテルに戻ってきてから花火!(許可を得て実施)ようやく涼しくなり始めた隠岐の夜風を心地よく感じながら、しばらく花火を楽しみました(写真はありません💦)。

次は隠岐実習2025レポートの最終回。6日目(最終日)についてはあまり書くことがないので、実習全体の振り返りも少し書いてみようと思います(9/21公開)。