隠岐ジオパーク研究発表会開催のご案内(2024年10月8日)

10月8日(火)9時から、関西学院大学西宮聖和キャンパスにおいて隠岐ジオパーク研究発表会を開催します。当日は島根県立隠岐高等学校の生徒たちが来学し、隠岐ジオパーク研究(地域課題解決型探究学習)の研究成果を発表します。どなたでも自由にご参加いただけます(途中参加・途中退出可能)。多くの方々のご参加をお待ちしています。

日時

2024年10月8日(火)9:00~12:00

場所

関西学院大学西宮聖和キャンパス 2号館1階 リプラ・メインステージ

プログラム(発表題目等は変更の可能性があります)
  • (9:00~9:10) 開会の挨拶、趣旨説明
  • (9:10~9:30) 1チーム目の発表「地元ホテルと創る島内外の溶け合う共感体験:高校生が挑戦する縁の空間づくり」
  • (9:30~9:50) 2チーム目の発表「I&N隠岐:背景とともに楽しむ周遊商品で自然資本を管理する新しい仕組みづくり」
  • (9:50~9:55) 休憩
  • (9:55~10:15) 3チーム目の発表「ローソクんを助ける」
  • (10:15~10:35) 「塩の開発」
  • (10:35~10:55) 休憩・交流
  • (10:55~11:15) 5チーム目の発表「デジタル×ゲーム性×みんなで創るこれからの分布図」
  • (11:15~11:45) 大学生との発表振り返り、ディスカッション
  • (11:45~12:00) 全体講評、閉会の挨拶
本発表会について
  • 教育学部開講科目「教育課題探究実習(隠岐)」の一環として開催するものです。西宮聖和キャンパスでの対面開催は、2019年度2022年度2023年度に続いて4回目です。
  • 隠岐ジオパーク研究は、隠岐高校の「総合的な探究の時間」において行われている地域課題解決型探究学習です。今年度の「教育課題探究実習(隠岐)」の現地実習では、8月26日に隠岐高校を訪問し、隠岐ジオパーク研究に取り組む高校生たちと交流しました(隠岐実習2024 DAY3(8/26))。
備考

発表会終了後、聖和キャンパスツアー、大学での学びや大学生活を紹介するセッション(634教室で実施)、上ケ原キャンパスツアーも予定しています。

2024年度隠岐ジオパーク研究発表会ポスター

2025年度ゼミ選択について(波江ゼミ)

波江ゼミに興味がある人は「波江ゼミ」のページをお読みください。ゼミ紹介冊子(2025年度教育学研究演習選択案内)には書かれていないことも記載しています。

ゼミ説明会のご案内

今年度、私は動画配信と対面説明会を併用します。動画は9月2日(月)から視聴可能です。動画配信の詳細についてはkwicにてご確認ください。波江ゼミの対面説明会の日時は以下のとおりです。

  • 日時:2024年9月27日(金)12:50~13:00(10分間)
  • 場所:613教室(予定)

動画と同じ話をしても面白くないので、対面説明会(の前半)では動画とは違う話をしようかなと思っています。短い時間ですが、お気軽にご参加ください(冷やかしもOK)。

面談・質問対応について

ゼミ選択のミスマッチをできるだけ避けるために、波江ゼミに興味がある学生とはできるだけ事前(9月2日~選択申込書提出前)に面談を行いたいと考えています。波江ゼミを選択肢の1つと考えている人はぜひ面談をお申し込みください。「面接」ではありませんので、学生からの質問にお答えしながら気軽にお話ができればと思います。

9月2日以降、面談希望を受け付けます。波江ゼミのページに掲載されている予定表を参考にして、面談希望日時を第3希望までお知らせください。秋学期開始までは比較的余裕があり、希望にお応えしやすいと思います。面談は対面とZoomのどちらでも対応しますが、Zoomの場合はカメラオンを条件とします。面談時間は15分程度です。個人面談が基本ですが、3人までであればグループ面談にも対応します。

オフィスアワー(火曜5限)以外でも面談に対応します。対応可能な時間帯は、平日9:00~19:00を原則とします。

質問はメール等でお気軽にどうぞ。簡単な質問でしたらすぐにお返事します。

ゼミ見学について

4年ゼミ(第3期)、3年ゼミ(第4期)とも見学が可能です。4年ゼミは火曜2限に515教室で、3年ゼミは火曜3限に627教室でゼミをやっています。教室変更や休講のときもありますので、事前にお問い合わせいただけると助かります。

(10/4追記)10/8(火)は隠岐ジオパーク研究研究発表会および関連イベントを開催するため、4年ゼミ(2限)・3年ゼミ(3限)とも休みです。

なお、10月は小学校実習や幼稚園実習があり、3年ゼミ生の多くは不在となります。3年ゼミの様子を知りたいなら、初回(9/24)か第2回(10/1)にお越しください。

波江ゼミの選考方法について

「学びのシート」と面接をもとに選考します。「学びのシート」の記入方法や提出期限等についてはゼミ選択冊子やkwicを参照してください。

波江ゼミを選択した学生を対象に、第1次選考期間中に面接を実施します。面接の詳細については、第1次選考期間の初日に情報を掲示しますので、すぐに確認し対応するようにしてください。ここでいう「面接」とは選考を目的に行うものであり、波江からいくつか質問しそれに答えていただくという形式で実施します。上記の「面談」とは異なります。

なお、事前(9月~ゼミ選択申込前)に面談を行った学生に対しては、第1次選考期間中の面接は原則として実施しません。つまり、第1次選考期間中の面接対象者は「事前に面談を行わなかった学生」となります。ただし、希望があれば事前面談を行った学生に対しても面接を実施します。

第1次選考の結果、定員に達した場合は第2次募集は行われません。第2次募集の有無は第1次選考の結果発表時にご確認ください。

波江の連絡先

メールアドレスはゼミ紹介冊子に記載されています。また、関学SlackでDMを送っていただいてもかまいません(私は学生からのDMを受け付ける設定にしています)。確実にやりとりができる手段でご連絡ください。

家島にて地域調査・ゼミ合宿を実施しました(3年波江ゼミ)

2024年8月8日(木)・9日(金)の2日間、家島において3年ゼミ生が地域調査・ゼミ合宿を実施しました。

家島諸島は瀬戸内海にある離島であり、現在は兵庫県姫路市の一部となっています。今回の調査対象(合宿地)となった家島はいわゆる「本島」にあたります。本土側の姫路港と行き来する船は1日16往復も運航されています(2024年8月現在)。

フィールドが家島に決まってから、春学期のゼミの大半を費やして地域調査や合宿の準備を進めてきました。1日目は3チーム(実質的には4チーム:インフラチーム、教育チーム、地域チーム[内的]、地域チーム[外的])に分かれての調査、2日目はレク活動という計画を立て、調査内容の検討、調査先へのアポ取りや調査依頼書の送付、宿やレク施設の手配などに取り組みました。

初日の朝、17名(学生16名+波江)が姫路港に集合しました。10時発の高福ライナーに乗り、30分弱で家島の真浦港に到着。宿の方に荷物を預けたりレンタサイクルを借りたりしてから、各チームの活動開始です。なお、それぞれの調査内容等については今年度中に刊行予定の報告書で詳しく述べることとし、本レポートでは写真のみ掲載します。

家島小学校での調査(教育チーム)
地域おこし協力隊のお二人に対する調査@家島事務所(地域チーム[内的])
インフラチームは打ち合わせ中?(FW中の写真が撮れませんでした)
いえしまコンシェルジュのNさんに対する調査@ふれあいプラザ(地域チーム[外的])
家島中学校での調査を終えてI教頭先生とともに(教育チーム)

17時に真浦港のふれあいプラザに再集合し、宿の送迎車で移動(3往復していただきました)。今回はアイランドハウスいえしま荘にお世話になりました。18時半ごろから夕食。部屋からのオーシャンビューがすばらしく、お料理は豪勢で美味しかったです。

夕食会場から撮影した景色

すっかり暗くなった外に出て、しばし花火大会。部屋に戻ってからもおしゃべりなどが続き、夜が更けていきました。

花火(宿の許可を得ています)

2日目も朝から快晴で、1日目と同様にかなり暑くなりそうです。この日はレク中心で、家島B&G海洋センター(以下、海洋センターと表記)に行くグループと島内散策グループに分かれての活動です(波江は海洋センターに同行したので島内散策グループの写真はありません)。

海洋センターでは体育館を利用し、さっそくドッジボールが始まりました。しかし、館内はかなり気温が高く、30分もしないうちに全員バテ気味に。ロビーで涼んだりボール遊びをしたりしているうちにお弁当が届き、少し早めの昼食に。

白熱の戦い・・・?

午後は海岸にある艇庫へ移動し、一通りレクチャーを受けてからシーカヤックやSUPを楽しみました。

(撮影後、波江も少しだけシーカヤックをしました)

1時間ほどで切り上げ、着替えなどを済ませてから海洋センターを出発。もともとの計画では海水浴場にも行く予定でしたが、かなり疲れているということでこのまま帰ることに。15時45分発の高福ライナーに乗り、島を離れました。姫路港からバスに乗り、姫路駅に着いたのは17時過ぎ。着いた直後にゲリラ豪雨に見舞われましたが、2日間の地域調査・ゼミ合宿をなんとか無事終えることができました。

この2日間、現地では多くの方々に大変お世話になりました。学生たちにとっては慣れない調査で至らぬ点もあったかと思いますが、2日間を通して多くの学びや経験を得たのではないかと思います。ほんとうにありがとうございました!今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

アイランドハウスいえしま荘の前で記念撮影

『ごみをださない隠岐の島町を目指して』が発行されました

隠岐の島町役場環境課や中西直也先生(隠岐の島町立磯小学校長)などの方々と協力しながら作成を進めてきた小学生向けの環境教育副読本『ごみをださない隠岐の島町を目指して』が発行されました。隠岐の島町公式サイトからダウンロードすることができます!

隠岐の島町環境教育副読本について

作成の経緯を語ると長くなるので、少しだけ。隠岐の島町のごみ排出量とリサイクル率はいずれも県内ワーストの状況であり、ここ数年来、隠岐の島町廃棄物減量等推進審議会などの場で課題解決に向けた具体的検討を続けてきました。その中で意見として出てきたのが環境教育の重要性です。予算の確保、コンセプトの検討、ラフ案作成、社会科部会の先生方によるチェック、デザイン発注、何度にもわたる内容・データの修正を経て、ようやく発行にこぎつけることができました。

今回の副読本はPDFでの公開・配布となります。町内の小学校では全児童に1台ずつタブレット端末が行き渡っており、タブレットにダウンロードして副読本を活用してくれることが期待されます。また、この副読本は島後清掃センターや島後リサイクルセンターの見学の際にも活用する予定となっています。

隠岐の島町にちなんだかわいいキャラクターが登場し、隠岐の島町のごみ問題についてわかりやすく解説し、また考えさせる内容になっています。ぜひご一読ください!

2024年度担当科目

2024年度は下記の科目を担当します(多い・・・)。いずれも関西学院大学教育学部・教育学研究科の科目であり、現時点では他大学への出講予定はありません。各科目の内容についてはシラバスを参照してください。

・・・他大学への出講はないと書きましたが、春学期は大学での授業に加えて西宮市大学交流センターが開講する「共通単位講座」の担当もあります。教育学部の7名の教員が「共生教育を考える~各専門分野からの多角的考察~」と題した科目を提供します(全15回)。私は6月22日(土)に第14回・第15回の授業を担当する予定です。詳細については「共通単位講座(市民聴講生)前期 受講生募集」のページをご参照ください。

2024年度担当科目

春学期

  • 「教育学研究演習C/Ⅲ(4年ゼミ)」(月曜2限)
  • 「教育科学入門」(月曜5限、7名で担当、波江は第11回・第12回担当予定)
  • 「文化人類学」(火曜2限)
  • 「教育学研究演習A/Ⅰ(3年ゼミ)」(火曜3限)
  • 「社会・地理歴史科教育法」(水曜2限、2名で担当)
  • 「実地教育研究(講義)」(木曜2限、3名で担当)
  • 「中等教育学内容特殊講義(地理)」(木曜4限、大学院)
  • 「人文地理学」(木曜5限)
  • 「ESD概論」(金曜1限、4名で担当)
  • 「実地教育研究(実習)」(その他、3名で担当)

秋学期

  • 「地域研究A」(月曜2限)
  • 「地理学概論」(月曜3限)
  • 「卒業研究演習/教育学研究演習Ⅳ(4年ゼミ)」(火曜2限)
  • 「教育学研究演習B/Ⅱ(3年ゼミ)」(火曜3限)
  • 「教職実践演習(中・高)」(水曜1限)
  • 「地理歴史科教育法」(水曜2限、2名で担当)
  • 「地域社会論」(木曜1限)
  • 「地誌学概論」(木曜3限)

通年

  • 「教育実習A/教育実習B」(その他、6名で担当)
  • 「教育課題探究実習(隠岐)」(その他、単位認定科目)