2024年度波江ゼミ地域調査報告書を作成しました

2024年8月の実施から約半年もかかってしまいましたが、『2024年度関西学院大学教育学部波江ゼミ 地域調査報告書―兵庫県姫路市・家島―』がようやく完成しました(奥付には2025年2月28日発行と記載)。

シンプルな表紙

地域調査の様子については、家島にて地域調査・ゼミ合宿を実施しました(3年波江ゼミ)をご覧ください。調査・合宿でお世話になった方々に対し、あらためて心より感謝申し上げますm(_ _)m

ここには、表紙と目次のみのPDFを掲載します。個人情報等の保護の観点から、ならびに、学生のレポートという性質上、本文については公開する予定はありません。もし内容に関心があるという方がいらっしゃいましたら、まずは波江までご相談ください。

『2024年度関西学院大学教育学部波江ゼミ 地域調査報告書―兵庫県姫路市・家島―』(表紙・目次のみ)

第3期波江ゼミ卒業研究発表会を開催しました(2025年1月21日)

2025年1月21日(火)の12時45分から15時15分まで、西宮聖和キャンパス2号館の206教室(グループスタディルーム)にて第3期波江ゼミ卒業研究発表会を開催しました。

昨年度と同じく、今回もポスターセッション形式で実施しました。各自用意したポスターの横に立って10分間で発表し、その後質疑応答を行う(このセットを繰り返す)という方式です。今年度は14名が卒業論文を提出しましたが、1名は海外遠征中のため(1月7日にZoomで口頭試問を実施済み)、この日は13名が発表に臨みました。

ポスターセッションの様子

今回は、今津屋直子先生、岩坂二規先生、堅田智子先生、濱元伸彦先生、藤井恭子先生、藤木大三先生、峯岸由治先生、渡邉伸樹先生(姓50音順)に副査を担当していただきました。お忙しい中ご参加いただき、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

副査の先生と質疑応答

3年ゼミ生(第4期)のほか、今年はたまたま通りかかるなどして興味を持ってくれた学生も6~7名ほど参加し、熱心に発表を聞いてくれました。こうした発表会は広く開かれ、気軽に参加できる場にしたいと常々考えているので、とてもうれしかったです。

15時過ぎから、卒業研究の振り返りを行いました。3年ゼミ生も引き続き参加し、さまざまな経験や多々ある(?)反省点を共有したり、先輩から後輩に向けてアドバイスを送ったりする機会にもなりました。

振り返り(4年ゼミ生)

まだ卒業式が残っていますが、今回の発表会をもって第3期波江ゼミとしての活動はひとまず一区切りです。春からの?(秋からの??)卒論作成と発表、おつかれさまでした! 発表会に参加してくださったみなさんにも感謝しています。また、いつも波江ゼミや波江個人の活動をあたたかく見守ってくださり、今回も発表会運営にご協力くださったリプラスタッフのみなさんにも厚くお礼申し上げます。ありがとうございました!

発表題目

  • 小学生を対象としたレジリエンス育成の授業実践とその効果―兵庫県西宮市のA小学校を事例として―
  • 指定管理者による都市公園の魅力向上事業と子どもへの影響について―長居公園を例に―
  • 「食」による観光まちづくりの展開―大阪府泉州地域を事例として―
  • 教育の多様性を考える~箕面市の教育現場における外国人児童生徒支援の実態と課題~
  • 上下分離方式による鉄道の活性化と今後―近江鉄道を例に―
  • 大阪市の「児童いきいき放課後事業」に関する考察―子どもたちの居場所としての役割と意義―
  • 体力の増加とゴールデンエイジにおけるスポーツの体験は関係するのか~ゴールデンエイジ・プロジェクトを通して~
  • 地方自治体におけるバイオマス資源を用いた循環型社会形成に向けた取り組みについて~岡山県真庭市を事例として~
  • まちづくりにおける施設の役割について―六甲アイランドを事例に―
  • 人口減少が進む地域と地域鉄道―加西市の北条鉄道を例に―
  • 歴史授業において「思考力」の向上を目指す授業開発―ポートフォリオの活用と主体的な「問い」の追求を通じて深める学び―
  • 歴史学習における生徒の興味を引き出す授業開発~高等学校「歴史総合」の学習指導案の作成~
  • 北摂ニュータウンの人口回復策
  • ふるさと愛を育むために~丹波篠山市からみるふるさと教育~
第3期波江ゼミ生!
第3期&第4期!
魚みたいな人がいる・・・

第3期波江ゼミ卒業研究発表会のご案内

2025年1月21日(火)に第3期波江ゼミ卒業研究発表会を開催します。昨年度に引き続き、今回もポスターセッション形式で実施します。詳細については下記のとおりです。どなたでも参加可能です。お気軽にお越しください。

日時:2025年1月21日(火)12:45~15:15終了予定

場所:西宮聖和キャンパス2号館2階 206教室

発表題目
  • 小学生を対象としたレジリエンス育成の授業実践とその効果―兵庫県西宮市のA小学校を事例として―
  • 指定管理者による都市公園の魅力向上事業と子どもへの影響について―長居公園を例に―
  • 「食」による観光まちづくりの展開―大阪府泉州地域を事例として―
  • 教育の多様性を考える~箕面市の教育現場における外国人児童生徒支援の実態と課題~
  • 上下分離方式による鉄道の活性化と今後―近江鉄道を例に―
  • 大阪市の「児童いきいき放課後事業」に関する考察―子どもたちの居場所としての役割と意義―
  • 体力の増加とゴールデンエイジにおけるスポーツの体験は関係するのか~ゴールデンエイジ・プロジェクトを通して~
  • 地方自治体におけるバイオマス資源を用いた循環型社会形成に向けた取り組みについて~岡山県真庭市を事例として~
  • まちづくりにおける施設の役割について―六甲アイランドを事例に―
  • 人口減少が進む地域と地域鉄道―加西市の北条鉄道を例に―
  • 歴史授業において「思考力」の向上を目指す授業開発―ポートフォリオの活用と主体的な「問い」の追求を通じて深める学び―
  • 歴史学習における生徒の興味を引き出す授業開発~高等学校「歴史総合」の学習指導案の作成~
  • 北摂ニュータウンの人口回復策
  • ふるさと愛を育むために~丹波篠山市からみるふるさと教育~

2025年度ゼミ選択について(波江ゼミ)

波江ゼミに興味がある人は「波江ゼミ」のページをお読みください。ゼミ紹介冊子(2025年度教育学研究演習選択案内)には書かれていないことも記載しています。

ゼミ説明会のご案内

今年度、私は動画配信と対面説明会を併用します。動画は9月2日(月)から視聴可能です。動画配信の詳細についてはkwicにてご確認ください。波江ゼミの対面説明会の日時は以下のとおりです。

  • 日時:2024年9月27日(金)12:50~13:00(10分間)
  • 場所:613教室(予定)

動画と同じ話をしても面白くないので、対面説明会(の前半)では動画とは違う話をしようかなと思っています。短い時間ですが、お気軽にご参加ください(冷やかしもOK)。

面談・質問対応について

ゼミ選択のミスマッチをできるだけ避けるために、波江ゼミに興味がある学生とはできるだけ事前(9月2日~選択申込書提出前)に面談を行いたいと考えています。波江ゼミを選択肢の1つと考えている人はぜひ面談をお申し込みください。「面接」ではありませんので、学生からの質問にお答えしながら気軽にお話ができればと思います。

9月2日以降、面談希望を受け付けます。波江ゼミのページに掲載されている予定表を参考にして、面談希望日時を第3希望までお知らせください。秋学期開始までは比較的余裕があり、希望にお応えしやすいと思います。面談は対面とZoomのどちらでも対応しますが、Zoomの場合はカメラオンを条件とします。面談時間は15分程度です。個人面談が基本ですが、3人までであればグループ面談にも対応します。

オフィスアワー(火曜5限)以外でも面談に対応します。対応可能な時間帯は、平日9:00~19:00を原則とします。

質問はメール等でお気軽にどうぞ。簡単な質問でしたらすぐにお返事します。

ゼミ見学について

4年ゼミ(第3期)、3年ゼミ(第4期)とも見学が可能です。4年ゼミは火曜2限に515教室で、3年ゼミは火曜3限に627教室でゼミをやっています。教室変更や休講のときもありますので、事前にお問い合わせいただけると助かります。

(10/4追記)10/8(火)は隠岐ジオパーク研究研究発表会および関連イベントを開催するため、4年ゼミ(2限)・3年ゼミ(3限)とも休みです。

なお、10月は小学校実習や幼稚園実習があり、3年ゼミ生の多くは不在となります。3年ゼミの様子を知りたいなら、初回(9/24)か第2回(10/1)にお越しください。

波江ゼミの選考方法について

「学びのシート」と面接をもとに選考します。「学びのシート」の記入方法や提出期限等についてはゼミ選択冊子やkwicを参照してください。

波江ゼミを選択した学生を対象に、第1次選考期間中に面接を実施します。面接の詳細については、第1次選考期間の初日に情報を掲示しますので、すぐに確認し対応するようにしてください。ここでいう「面接」とは選考を目的に行うものであり、波江からいくつか質問しそれに答えていただくという形式で実施します。上記の「面談」とは異なります。

なお、事前(9月~ゼミ選択申込前)に面談を行った学生に対しては、第1次選考期間中の面接は原則として実施しません。つまり、第1次選考期間中の面接対象者は「事前に面談を行わなかった学生」となります。ただし、希望があれば事前面談を行った学生に対しても面接を実施します。

第1次選考の結果、定員に達した場合は第2次募集は行われません。第2次募集の有無は第1次選考の結果発表時にご確認ください。

波江の連絡先

メールアドレスはゼミ紹介冊子に記載されています。また、関学SlackでDMを送っていただいてもかまいません(私は学生からのDMを受け付ける設定にしています)。確実にやりとりができる手段でご連絡ください。

家島にて地域調査・ゼミ合宿を実施しました(3年波江ゼミ)

2024年8月8日(木)・9日(金)の2日間、家島において3年ゼミ生が地域調査・ゼミ合宿を実施しました。

家島諸島は瀬戸内海にある離島であり、現在は兵庫県姫路市の一部となっています。今回の調査対象(合宿地)となった家島はいわゆる「本島」にあたります。本土側の姫路港と行き来する船は1日16往復も運航されています(2024年8月現在)。

フィールドが家島に決まってから、春学期のゼミの大半を費やして地域調査や合宿の準備を進めてきました。1日目は3チーム(実質的には4チーム:インフラチーム、教育チーム、地域チーム[内的]、地域チーム[外的])に分かれての調査、2日目はレク活動という計画を立て、調査内容の検討、調査先へのアポ取りや調査依頼書の送付、宿やレク施設の手配などに取り組みました。

初日の朝、17名(学生16名+波江)が姫路港に集合しました。10時発の高福ライナーに乗り、30分弱で家島の真浦港に到着。宿の方に荷物を預けたりレンタサイクルを借りたりしてから、各チームの活動開始です。なお、それぞれの調査内容等については今年度中に刊行予定の報告書で詳しく述べることとし、本レポートでは写真のみ掲載します。

家島小学校での調査(教育チーム)
地域おこし協力隊のお二人に対する調査@家島事務所(地域チーム[内的])
インフラチームは打ち合わせ中?(FW中の写真が撮れませんでした)
いえしまコンシェルジュのNさんに対する調査@ふれあいプラザ(地域チーム[外的])
家島中学校での調査を終えてI教頭先生とともに(教育チーム)

17時に真浦港のふれあいプラザに再集合し、宿の送迎車で移動(3往復していただきました)。今回はアイランドハウスいえしま荘にお世話になりました。18時半ごろから夕食。部屋からのオーシャンビューがすばらしく、お料理は豪勢で美味しかったです。

夕食会場から撮影した景色

すっかり暗くなった外に出て、しばし花火大会。部屋に戻ってからもおしゃべりなどが続き、夜が更けていきました。

花火(宿の許可を得ています)

2日目も朝から快晴で、1日目と同様にかなり暑くなりそうです。この日はレク中心で、家島B&G海洋センター(以下、海洋センターと表記)に行くグループと島内散策グループに分かれての活動です(波江は海洋センターに同行したので島内散策グループの写真はありません)。

海洋センターでは体育館を利用し、さっそくドッジボールが始まりました。しかし、館内はかなり気温が高く、30分もしないうちに全員バテ気味に。ロビーで涼んだりボール遊びをしたりしているうちにお弁当が届き、少し早めの昼食に。

白熱の戦い・・・?

午後は海岸にある艇庫へ移動し、一通りレクチャーを受けてからシーカヤックやSUPを楽しみました。

(撮影後、波江も少しだけシーカヤックをしました)

1時間ほどで切り上げ、着替えなどを済ませてから海洋センターを出発。もともとの計画では海水浴場にも行く予定でしたが、かなり疲れているということでこのまま帰ることに。15時45分発の高福ライナーに乗り、島を離れました。姫路港からバスに乗り、姫路駅に着いたのは17時過ぎ。着いた直後にゲリラ豪雨に見舞われましたが、2日間の地域調査・ゼミ合宿をなんとか無事終えることができました。

この2日間、現地では多くの方々に大変お世話になりました。学生たちにとっては慣れない調査で至らぬ点もあったかと思いますが、2日間を通して多くの学びや経験を得たのではないかと思います。ほんとうにありがとうございました!今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

アイランドハウスいえしま荘の前で記念撮影