2022年4月15日(金)の昼休み、リプラ・メインステージにて2022年度「教育課題探究実習(隠岐)」の履修ガイダンスを実施しました。ご参加いただいた方々、ありがとうございました!
下記リンク先に履修ガイダンスの動画と資料を置いておきましたので、関心がありましたらぜひご覧ください(ただし、共有範囲を関学関係者のみに限定しています)。質問等ありましたら、私か教育学部事務室までお問い合わせください。
2022年4月15日(金)の昼休み、リプラ・メインステージにて2022年度「教育課題探究実習(隠岐)」の履修ガイダンスを実施しました。ご参加いただいた方々、ありがとうございました!
下記リンク先に履修ガイダンスの動画と資料を置いておきましたので、関心がありましたらぜひご覧ください(ただし、共有範囲を関学関係者のみに限定しています)。質問等ありましたら、私か教育学部事務室までお問い合わせください。
夏は隠岐!
ということで、今年度も「教育課題探究実習(隠岐)」を開講します! 下記のとおり履修ガイダンスを開催しますのでお気軽にご参加ください~。
【日時】2022年4月15日(金)12:45~
【場所】リプラ・メインステージ(西宮聖和キャンパス2号館1階)
「教育課題探究実習(隠岐)」は2019年度に新設された教育学部開講のハンズオン科目で、これまで2019年度と2021年度の2回実施しました(2020年度は新型コロナの影響により不開講)。これまでの実習の様子についてはこちらをご覧ください。
当日は本科目の概要やねらい、履修方法などについて説明します。また、ガイダンス終了後、引き続き質問や相談に応じます。ガイダンスに関して(あるいはこの科目について)質問などありましたら、私か教育学部事務室まで遠慮なくお問い合わせください。
多くのご参加をお待ちしています!
1日目、2日目、3日目と来て、いよいよ「隠岐実習2021」レポートの最終回です。
・・・といっても、この日は実習最終日かつ日曜日ということで、基本的に自由行動としました。ですので、報告することはあまりありません(^^;)
当日(11月7日)は、第73回全隠岐駅伝競走大会の開催日でした。私が滞在したホテルには、大会に出場する知夫中学校のみなさんが宿泊していました。残念ながら、駅伝の応援には行けませんでしたが・・・。
私はとあるミッションがあったため9時頃にはホテルをチェックアウトし(私の日記みたいになってきた)、隠岐ジオゲートウェイ1階の観光協会で電動自転車を借り、寄り道をしつつ、とある場所を目指しました。
10時少し前、隠岐の島町役場に到着し、ミッションコンプリート。・・・いや、のぎのびハウスの鍵を返却しにきただけです(^^;)
さて、もう「西町GO!!」が始まってるぞ、ということで、西町商店街へ向かいます。このイベントのことは、今回の実習で大変お世話になったFNKさんから教えていただきました。これまたいつもお世話になっている京見屋分店さんに到着すると、何人かの学生がすでに来ていました。 「西町GO!!」 の当日の様子については、京見屋分店さんのブログをどうぞ(学生も写り込んでますね)。
そんなこんなで、14時に(話飛びすぎ)隠岐ポートプラザ1階に全員集合し、空港連絡バスに乗って隠岐空港へ。そうそう、初日のレポートで書き忘れましたが、空港がリニューアルされ、売店の位置が変わったり待合スペースが少し広くなったりしていました。しかし、この日はけっこう混雑しているように感じられました。それもそのはず、なんと、この日の伊丹便は満席! ということで、手続きに時間がかかってしまい、飛行機に乗る直前の写真は撮りそびれました・・・。
定刻よりやや遅れ、15時過ぎに隠岐空港を離陸。フライトは順調に進み、15時50分頃に伊丹空港に到着。2年前とほぼ同じ場所(?)で記念撮影をし、その場で解散としました。
ということで、コロナ禍の影響を受けて一時は実施が危ぶまれた現地実習でしたが、無事に終了することができました。実習の総括や反省についてはまた別の場で書くとして、今回の実習実施にあたり、大変お世話になった隠岐の皆様、ご理解・ご助力いただいた大学の皆様、事前ミーティングでサポートしてくれた2年前のメンバーたち、そして今回参加してくれた学生たちに心からの感謝を伝え、「隠岐実習2021」レポートを閉じたいと思います。
ほんとうにありがとうございました!
11月6日(土)、3日目も8時30分に宿を出発。雲は多めながら、青空も見えていて一安心。というのも、2年前はできなかったシーカヤック洞窟ツアーがこの日のメインプログラムだからです。
まずは、この日お世話になる隠岐ジオパークツアーデスクの事務所がある塩の浜へ向かいます。都万タクシーの運転手さんと話していると、「こっち(都万)は朝雨が降っちょった」と嫌な情報が(笑)。たしかに都万方面はどんよりしているし、道路も少し濡れている・・・。
9時前に塩の浜に到着。隠岐ジオパークツアーデスクのSさん・Mさんへの挨拶もそこそこに、実施の可否について確認したところ、OKとのお返事(ほっ)。書類記入、着替えなどを済ませ、シーカヤック洞窟ツアー出発地の小津久(おづく)海岸へ向けて再び出発です。
10分ほどで小津久海岸に到着。ライフジャケットを着け、パドルの動かし方について一通り説明を受けました。そして、みんなで協力してカヤックを運びます。
いよいよ海の中へ。練習を始めたところで無情の雨(笑)。しかも、けっこう本降り。ただ、風はそれほど強くなく、波も穏やかということで、行けるところまで行きましょう、と、洞窟を目指してGO!
カヤックは2人1組で協力しながら漕いでいきます。別のカヤックとぶつかりそうになったり(というか、ぶつかったり)、真っ直ぐ進まずに右往左往したり・・・(私はガイドのMさんと同乗だったので、ずいぶんと楽をさせていただきました)。
遥か昔の火山活動の痕跡である爆裂火口壁や特徴的な岩石が目の前に迫り、とても迫力があります。私はいちおう(?)地理学の人間ですが、自然地理は勉強不足であるため、ガイドのMさんのお話はとても参考になりました。そうこうしているうちに、いよいよ洞窟へ。
洞窟を抜けた先が、観光パンフレットやSNSなどでも取り上げられている大屋のワンド(湾戸)です。また、神話の伝説が残る場でもあります(この方面も勉強しなければ)。言われたとおりパドルをぱしゃぱしゃしてみると、海水の色が青く変化して、不思議な感じでした。
出発してから1時間以上が過ぎ、そろそろ小津久海岸へと引き返します。Sさん・Mさんから教えていただくまでまったく気づきませんでしたが、すぐには回収できない海ごみ(漁具と思われ、引っ張っても取れない)が大屋のワンド内にありました。また、つかみ損ねてしまいましたが、海外から流れてきたと思われるお菓子のパッケージが漂流しているのを発見しました。2日目に行った浄土ヶ浦でもそうでしたが、やはり海ごみ(海岸漂着ごみ)は大きな問題です。
実習期間を通して良い天気に恵まれた中、唯一の例外だったシーカヤック洞窟ツアーでしたが(^^;)、ユネスコ世界ジオパークに認定されている雄大な自然を体感しながら多くのことを学ぶことができ、とても貴重な機会となりました。
塩の浜をあとにし、いったん宿に戻ることにしました。約1時間半のシーカヤックはやはり疲れたようで、帰路のタクシー車内は静か・・・。ということで、次の集合時刻は14時半とし、それまではゆっくり過ごしてもらうことにしました。
14時半、西郷港フェリーターミナルに集合し、新しくできた隠岐ジオゲートウェイの1階を見て回った後、2階へ。ここには、隠岐ユネスコ世界ジオパークの学習・展示施設である隠岐自然館があります(2年前の実習のときは隠岐ポートプラザ2階にありましたが、隠岐ジオゲートウェイのオープンとともに移設されました)。ゆったりと展示を見て回りました。
フェリーターミナルの売店やあんき市場でお土産を買い、ちょっと休憩を挟んでから、この日の夕食へ。詳細は省きますが、大学生の食欲の本気を目の当たりにしました・・・。
2年前のような大々的な打ち上げは今回できませんが、実習最後の夜ということで、夕食後場所を移動して、ノンアルコールのささやかな打ち上げを行うことにしました。場所は、築100年以上の古民家を改修したのぎのびハウス。写真を撮り忘れたので(痛恨・・・)、代わりに7月に行ったときの写真を・・・。
正直、打ち上げはあまり盛り上がりませんでしたが(笑)、まったりといろいろな話をする時間も悪くはなかったのではないかと思います(何を話していたのかあまり覚えていませんが・・・)。
ということで、長かった3日目も終了。いよいよ次が最終回、「隠岐実習2021~4日目~」へ。
「隠岐実習2021~1日目~」からの続きです。
2日目は8時30分に宿を出発し、都万方面へ。海を眺めているうちに思いのほか早くこの日最初の目的地に到着しました。
2年前の隠岐実習でも、都万中学校には大変お世話になりました。今回も、W校長先生をはじめとする学校の皆様にご理解・ご了承いただき、2コマ(2・3時間目、ただし45分×2の短縮授業)を使って学生たちが企画した授業を実践させていただくことになりました。
出席者は1年生13名、2年生7名の計20名。多目的ホールを使っての授業です。あらかじめ生徒たちには5グループに分かれてもらい、各グループに大学生が2名ずつ付くかたちにしました。9時35分、授業開始。挨拶の後、関西学院の紹介、グループ内での自己紹介、アイスブレイクと進行していきました。
今回の授業のメインは「人生すごろく」。マス目に「小学校の頃の将来の夢」「うれしかったこと」「苦手なこと」「理想の将来」などと書かれており、サイコロを振って進んだ先のマス目に書かれていることについて発表するという内容です。いきなりすごろくを始めるのではなく、各マス目に書かれたテーマについて考え、ワークシートに答えを記入していくという時間をとりました。中には考えにくい、なかなか答えが出にくいテーマも含まれており、大学生と話し合う様子がみられました。
休憩を挟んで、いよいよ人生すごろくスタート。順番にサイコロを振り、止まったマス目のテーマについて発表しつつ付箋に答えを記入し、そのマス目に貼っていきます。サイコロが非常に「1」が出やすい仕様で(笑)、なかなか前に進みません。でもその分、たくさんの付箋がすごろくの紙に貼られ、それぞれのテーマや答えをきっかけとして中学生と大学生との交流が活発になっていきました。
最後にKさんが振り返りとまとめを行い、授業は終了。中学生たちはすぐに4時間目の授業に移るはずだったのですが、名残惜しそうに話を続けたり大学生に抱きついたりする様子が強く印象に残りました。
都万地区を散策したい気持ちもありましたが、次の予定があるため、12時に都万中学校を出発。サンテラスで昼食をとることにしました。しばし休憩した後、13時過ぎに次の目的地を目指して出発。15分ほど歩き、島根県立隠岐高等学校に到着!(写真撮るの忘れた・・・)
S校長先生によるご挨拶の後、せっかくの機会ということで、3年生の隠岐ジオパーク探究の授業を見学させていただきました。
会議室に戻り、数年来お世話になっているY先生から、隠岐高校におけるキャリア探究やその中に位置づけられる隠岐ジオパーク研究、さらには隠岐高校が置かれている現状や今後の展望など、多岐にわたる刺激的な話をしていただきました。その後の質疑応答でも、学生たちからの質問に対して丁寧に答えていただきました。
もっともっと意見交換をしたかったところでしたが、この日はタイトなスケジュールゆえ、14時半過ぎに隠岐高校を出発し、次の目的地へ。島を縦断する道路を北上して向かった先は・・・布施支所!(ここでも写真撮り忘れ・・・)
布施支所にも2年前の実習で大変お世話になりました。前回と打って変わって(^^;)、今回は穏やかな天気です。今回も旧布施村議会の議場を使い、T支所長、S氏、そして地域おこし協力隊のK氏にご参加いただき、聞き取り調査を実施しました。
16時過ぎに支所を出て、支所周辺をご案内いただきながら浄土ヶ浦を目指しました。浄土ヶ浦へ向かう途中に音楽が聞こえてきたので目を向けると、NPO法人らとこんたによる移動販売車が来ていました(営業しているのを見るのは初めてでした)。
夕方になって少し風が強まっていましたが、今回は傘をささずに記念撮影をすることができました。
そんなわけで、この日は、訪問先が3か所、そして西郷地区→都万地区→西郷地区→布施地区→西郷地区と非常に移動距離の長い1日でした。さすがに疲れているだろうと思い、この日は夕食後のミーティングはなしとしました。
長い1日ゆえ、とても長い記事になってしまいました(^^;) では、続きは「隠岐実習2021~3日目~」へ。